自由民主党は、英語で、
Liberal Democratic Party of Japan
と言うらしい。
で、略称は、LDPだそうだ。
しかし、政党とは、
共通の政治的主張や目的を掲げ、政策の実現と政権の獲得を目指して行動する集団
と言うことらしい。
この意味からしたら、自民党は、既に「政党」ではない。
全自民党党員が、共通して目指しているのは、「政権政党であり続けること」だけだろう。
これ以外に、強いてあげれば、「現状維持」か?
これのどこが、政治的主張なのか?
改憲にしても、他の議論でも、必ず反対意見が出て、まとまった試しがない。
多用な意見が合って、活発な議論が起きるのは、自然なことで、民主主義という環境では、極めて望ましいことだろう。
しかし、「政党」という前提からしたら、好ましいことではない。
この点を指して、
「各派閥が、個々の政党のようなもの」
と、言われてきた。
だとすると、自民党は、多くの政党が寄り集まった「政党連合」と言うことになる。
ならば、自民党の無策ぶりが、首肯できるというものだ。
この定義が正しいとすると、自民党が、官僚任せで、何にもしないという現状が、全て説明できる。
個々の政党、つまり、派閥単位では、意見もまとまっていて、統一された政治目的を持ち、有機的に活動している。
しかし、国政の場にでると、政党連合が前面に出るため、統一した意見がまとまらず、玉虫色の当たり障りのない意見となってしまう。
戦国時代の諸大名のように、辺りを力でねじ伏せる武将がいるうちは、渋々ながらでも従うので、それなりに統一した行動が可能だが、その武将がいなくなると、途端に、バラバラになってしまう。
結局、秀吉のように、連合政権となるが、すぐに、破綻が始まる。
今の政界に起きていることは、まさにこれのような気がする。
ちなみに、民主党も同じ。
真正面から、自衛隊の海外派遣や憲法改正を、党内で堂々と議論できないようでは、政党の体をなしていないと言える。
要するに、自民、民主、どちらが政権を取っても、政党連合に替わりはなく、大差ない状況が続くことになる。
まあ、官僚の言いなりになる自民党と、一応対決姿勢を示している民主党とでは、対官僚政策では違いが出てくるので、多少は、様変わりするか。
何はともあれ、現状の自民党では、政党連合が正しく、故に、その英語名は、
United Parties of Liberal Democracy
とかになるだろう。
よって、UPが、分かりやすい略称となる。
UPLDでも良いが、長いし、意味が曖昧になるので、UPが良いだろう。
字面を取ると、アップなので、聞こえも良いんじゃない?
…って、真意が真意なので、採用される可能性は、ゼロに違いない。
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