Recent Trackbacks

June 2017
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ

お薦めリンク

ウェブページ

NEWS ZERO

  • NEWS ZERO

« 米国産牛肉輸入再開 | Main | 西郷隆盛は、偉人ではない? »

October 14, 2005

構造改革概論 2.どこが問題か

一口で言うのなら、官僚組織が悪い、に集約する。
しかし、これを言ってしまっては、何も始まらない。

これをふまえた上で、考えてみよう。

1.政治家の能力の欠如

そもそも、法務の知識のない法務大臣などいらない。
外交をやったこともない外務大臣も邪魔なだけ。

これら素人が、肩書きほしさに、大臣の椅子を求めるから、官僚に舐められてしまうのだ。

ただ、専門知識が無くても、各官僚がサポートしたくなるような人物ならば、話は変わってくる。

漢の高祖、劉邦に対する部下の評価を肝に銘じて欲しい。
「劉あにいなんざ、俺らがいなければ、ただのでくのぼうでさぁ。」
こういわせる大臣が、何人いることだろう。

今の女性現職大臣が副大臣だったかになった際の、トップ官僚のコメントがある。
就任直前、あるトップ官僚が、部下に、「どう扱ったらいいか?」を聞かれて、こう答えた。

「ああ、あれか。あんなのは適当にあしらっとけばいいんだ。」

この人が、将来の首相候補?
冗談でしょう?
この時からすると、飛躍的に進化したのかな?

また、各議員に立法能力が欠如しているのも問題だ。
国会は、立法府である。
しかし、立法できる議員など、ほとんどいない。

2.所詮、他人事

どんなに国民が怒ろうと、官僚の立場は、何の心配もないくらい盤石である。
田中真紀子外務大臣が、官僚ともめた結果、大臣は首になり、その官僚は、飛ばされた。
大臣の方は、無所属で、今だ、日の目を見ないでいる。
しかし、その官僚は、飛ばされただけで、首になったわけではない。
しかも、罰として悲惨な地区に行かされたわけでもない。
もう少したら戻ってきて、肩で風を切るんじゃないの?

また、どんなに不満でも、我々は、税金を納めなければいけない。
NHKの不払いとは、次元が違うのだ。

払わないと、重加算税などをたっぷり付けられた上で、強制的に取られる羽目になる。

つまり、官僚は、何があっても、首にならないし、給料がもらえないことはあり得ないのだ。

これは、ある意味、必要なことである。

スポンサーの意向を聞いていては、公平な裁判は出来ない。
目先の利益を追っていては、国家100年の大計は、立てられない。
身分を保障された公務員だからこそ、目先の結果のでない案件に落ち着いて取り組めるのだ。
また、そもそも採算など見込めない事業も、遂行しうる。

しかし、今の官僚は、これを、悪用しているとしか思えない。

3.ちりも積もれば

各部署ごとの無駄遣いは、たかが知れているかも知れない。
しかし、寄り集まると、とんでもない額になる。

神戸の震災の際に、復興費用の総額が、発表されたことがある。
とんでもない額である。
義捐金などを募り、何とか復興を成し遂げた。

しかし、各省庁には、準備金というものがある。
不慮の事態に備え、蓄えているものだ。

この神戸の震災の際、各省庁が、とりあえず使う予定のないこのお金を全部はき出すと、復興費用全額になったそうだ。

つまり、義捐金など、1円もなくても、復興可能だったのだ。
しかし、実態は、ゼロ。

一切、出そうとしなかったそうだ。

なぜなら、震災は、神戸であって、霞ヶ関ではないからだ。
また、そういった前例もないので、出す必要など無いのだ。

これら、各部署ごとの、「見えない浪費」が、つもりつもって巨額の財政赤字を生んでいるというのが実態である。

なので、極端な赤字省庁などは、存在しない。
そうなるように、調整しているからだ。
これら、見えない無駄を、細かく見て、絞り出すしかない。

4.あちらを立てれば

これを言い出したらきりがない。

信号機の光る部分が、最近、ブツブツの点の集まりに変わりつつあるのをご存じだろうか?
あれは、ランプ式から、ダイオード式に変更されているからだ。

これは、実に優れた方式で、省エネ、耐久性、明るさなど、非の打ち所のない方式である。
しかし、ある種の視覚障害者にとっては、とても見にくくなってしまったようだ。

また、今話題になっている議員年金もそう。
ほとんどの受給者は、それまでにため込んだ資産で、左うちわなのに受給している人たちだ。
こんなもの貰わなくても、痛くもかゆくもないだろう。
しかし、中には、これが頼りな受給者もいるはずだ。

このように、一つのことを変えれば、必ず、マイナスの副作用も出てくる。

で、官僚連中は、変えようとすると、このマイナスの副作用ばかり列挙してきて、猛反対する。

「あなた方は、これらの人々を見殺しにするのか?」

と、大義名分をたてて、結局の所、自分たちの既得権益を守ろうとする。

しかし、考えてみて欲しい。
やるか、やらないか、ではないのだ。

やる以外に道はない。

これが、実態なのだ。
このままだと、近い将来、国の財政は破綻する。
国の財政が破綻すれば、一切合切が、駄目になってしまうのだ。

論理のすり替えをしてはいけない。

「やるかやらないか」ではなく、「どうやってやるか」を、考えているのだ。

ここで考えているのは、「日本をどう立て直すか」で、公の下僕であるあんた方の、「バラ色の未来」ではないのだから。

« 米国産牛肉輸入再開 | Main | 西郷隆盛は、偉人ではない? »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/28289/6393421

Listed below are links to weblogs that reference 構造改革概論 2.どこが問題か:

« 米国産牛肉輸入再開 | Main | 西郷隆盛は、偉人ではない? »