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NEWS ZERO

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November 12, 2005

構造改革概論 5.さいごに

今まで書いてきて、改革せねばならないのは官僚組織とか言っている割には、官僚の肩を持つ様な記述が多いと、思われているのかも知れない。

しかし、これは、意図して書いているものだ。

次のようなことわざがある。

馬を水辺に連れて行くことは出来るが、無理矢理水を飲ませることは出来ない。

記憶によって書いているので、細部は違っているかも知れないが、意味は、大体、上記の通りだ。

確かに、構造改革を実現するためには、官僚組織の破壊と再構築を避けては通れない。

しかし、これを実行するのは、国民でもなく、政府でもなく、政治家でもない。
官僚自身なのだ。
また、改革項目のうち、大項目は、政府や諮問機関などが決めうるが、細目の決定や、その実行は、官僚自身の自発的な行動を待つしかない。

本当に構造改革を成し遂げようとしたら、官僚自身が、自発的にのりだし、自発的に変えていかないと、効果は上がらない。

故に、真の構造改革の端緒は、官僚の意識改革から始めなければいけない。
いま、衆院で圧倒的多数を占め、与党内でも、専制とも見える権力を得、国民からの支持率も極めて高い、現首相の指示に対して、さすがの官僚も、表だって逆らえないようで、表向き、素直に言うことを聞いているように見える。

しかし、連中の腹の中は、分かったものではない。

なので、再度言います。
まず、取りかかるべきものは、官僚の意識改革です。
これから始めないと、結局、同じ事の繰り返しです。

そのため、ここでは、官僚に対して、認めるべき点は、認めてきたわけです。
連中を、一方的に非難するだけでは、何も始まらないのです。

増税をなし得るための、プロパガンダとしての財政赤字の宣伝とは異なり、実際の財政赤字は、まだ少しの余裕があるとは思います。
しかし、いずれ、事実になってきます。

ただでさえ、人手が足りない中央国家公務員の人員を減らすのは、反対です。
あなた方の雇用は、定年まで、安泰にしておきます。
そのかわり、国家百年の大計を見据えた上で、今、何が必要で、何が不要かをしっかりと見極め、迅速に実行してください。

それをなし得るのは、あなた方だけなのです。
あなた方が優秀だから、ではありません。
他に、それをなし得る権限と知識を持った人がいないからです。

自分たちの既得権益の保護だけに専念し、効率はそっちのけ。
日増しに増大する財政赤字には、目をそむける。
これでは、日本の将来は、無いも同然です。

そうなったとき、日本国民である、あなた方の息子や娘もまた、将来を悲観し、刹那的に生きるようになるのです。

「何のために、せっせと働くのさ?意味無いじゃん。」
と言われて、返す言葉が無くなってからでは、遅いのですよ。

それとも、このままでも、
「お父さんは、日本のために、身を削って働いてきた。
それだけが、お父さんの誇りだ。」
と、言い放ちますか?
そこまで、傲慢ですか?

官僚一人一人の良心ではなく、父親であり、母親である、あなた方の良心に期待します。

子供達が社会人となったとき、われわれは、「先人」なのです。
彼らに、誇れるような官僚であってください。

November 10, 2005

構造改革概論 5.何をすべきか

まず、考えないといけないのは、構造的な赤字体質であろう。
次に考えられるのは、効率化がある。
で、最後は、民間へ開放が来るだろう。

しかし、これらは、密接に絡み合っている。
赤字体質の解消には、効率化が欠かせないし、赤字解消のために、民間へ開放するというケースも、出てくるはずだ。

なので、ここでは、効率化による赤字体質の解消という観点から見ていく。

1.無駄を省く

これがまず上げられる。
お役所全般に言えるのだが、意味もない書類・手続きが多すぎる。
これらは、増えることはあるのだが、減ることは滅多にない。
また、時代遅れになっていても、なかなか改善されない。

これは、体質に問題がある。
実際、20年前に、ある役人が、ある書類の書式を変更した。
その後、転勤を重ね、忘れ去っていった。
で、当然、問い合わせが来た。
「あなたが、この書類を変更されていますが、その意図は何ですか?」

役所に置いては、20年の歳月は、何の意味もないのだ。
変更に置いてすら、この始末だ。
まして、書類を不要にしたとしたら。
きっと、退官するまで、折にふれ、この手の問い合わせが来続けることだろう。

なので、役人のほとんどは、書類を減らしたがらない。
後々、面倒だからだ。
増やす方は、ほとんどの場合、文句を言ってこないが、減らすのはタブーなのである。

この感覚を、まず、改めなければいけない。

業務の質を変えず、1種類でも多く、書類を減らした役人が優秀。

これを、出世の査定ポイントにしなければいけない。

2.カイゼン

無駄を省いただけでは駄目だ。
効率的に動けるようにする必要がある。

前項と同様に、効率化を達成した人から、出世させる必要がある。

3.予算のあり方を変える

単年度編成の仕組みを改めるなどは、もう、耳にたこができていることだろう。
しかし、この点は、憲法に明記してあることもあり、一朝一夕には、変えにくい問題だ。

なので、以前も少し書いたように、実績を変えずに、予算を余らせた役人ほど、速く出世させればよい。

4.まとめ

結局、目の前に、出世をちらつかせないと、連中は動かないと言うことが分かる。
危機感を持たせるというのは、無駄なのだ。

危機感とは、何に対しての危機感なのだろう。

解雇?
倒産?
減給?
クライアントからのクレーム?

どれも、あり得ないことばかりなのだ。
連中に脅かしは通じない。
唯一効果があるのは、出世を餌に、やらせるしか方法はないであろう。

年功序列、マイナスポイントが少ない人から出世していくのではなく、これらの貢献ポイントが多い人から、出世する仕組みが必要だ。

そうそう、一番大事なことを忘れていた。
あのアホども(官僚の多くが該当)の、意味のないエリート意識を、根底から抹消する必要がある。
連中のほとんどは、東大卒だ。
多少、他の大学卒も入ってくるが、少数だし、決して出世しない。

なぜ、他の大学卒が入ってくるのか。

「本当は東大卒だけでやりたいのだが、そうすると国民がうるさい。
で、仕方なく、馬鹿ども(他大学卒者)も、少し入れてやるんだ」

と言うコメントを聞いたことがある。

しかし、あえて言いたい。
あなた方は、ペーパーテストと言う、ごく些細な方面に置いて秀でただけの集団である。
それイコール、人間として、官僚としての業務に置いて、優秀であるとは言えない。

それらは、全く関係ないことなのだ。

確かに、ペーパーテストに秀でており、官僚としても優秀な人は、多少は存在するはずだ。
しかし、東大卒だからといって、優秀な官僚であると言う図式は成り立たない。

あなた方は、エリートなんかじゃないのだ。
あくまでも、ペーパーテストにうまく解答できる能力を持っただけの一般人に過ぎない。
これをまず、肝に銘じておいて欲しい。

ま、三流私立大卒の戯言と、読み流して頂いても、全くかまわないが、いずれ、私の言ったことが、身にしみて真実であったと、悟る日が来ることだろう。

November 08, 2005

構造改革概論 4.増税は急務か?

・財政赤字

本当は、書かない方が良いのかも知れないが、増税の道具に使われそうだとなれば、そうもいかないようだ。

財政赤字は、年々増大し、今や、800兆円を超えているらしい。
しかし、これは、数字のマジックとも言える数字だ。

あなたが、800万円の借金があるとして、別の銀行に、400万円の預金もあるとする。
あなたの頭では、借金の額は、いくらとして認識してるだろうか?

一般庶民の感覚では、差し引き、400万円の借金ではないだろうか。
これが、国の財政にも当てはまる。
なので、財政赤字の総額は、半分ほどになる。
これは、先進国の中では、さほど、大きな赤字額とは言えない。

サラリーマンのあなたは、

「800万円の借金と、400万円の預金が、共存しうるはずはない。
なぜ、400万円を返済に充てないのか?」

と、言いたいことだろう。

しかし、こんな事は、経理に置いては、ざらにあることである。
会社経営者、銀行関係者の方は、同意して頂けることと思う。

なので、問題なのは、財政赤字の総額ではなく、収支のバランスがとれていないという事なのだ。
要するに、このままでは、累積赤字が増え続けることが明らかなので、その点を、指摘していると言うことなのだ。

・課税方針

前項から、累積赤字は、急務ではないことが分かる。
なので、このための増税は必要ないことが分かるだろう。

直すべきは、収支のバランスがとれていないという赤字体質なのだ。

いま、国の財政は、収入の倍以上の出費がある状態だ。
このまま行けば、累積赤字が、膨らんでいくのは明らかである。

しかし、このままであり続けるのだろうか?

支出額を、分かりやすく言えば、バブル期の支出額そのままと言うことだ。
収入がバブル崩壊で激減したのだから、赤字が増えるのは、当然のことだ。

だが、少なくとも、大企業に置いては、景気は上向きつつある。
それにつれて、中規模の下請け企業も、いずれ上向いてくることだろう。

当然、それらの企業からの税収も増えるはずだ。
毎年発生する赤字額(約50%)のうち、うまくいけば、20%位は、法人税収増で、まかなえるはずだ。
大企業保護のための、法人優遇税制をやらなければ、であるが。

と言うことで、残り30%。

特殊法人、政府系金融機関の統廃合で、10%。
特別会計の一般会計繰り入れによる合理化で、10%。

あと残りは、10%である。
これくらいなら、各部署の効率化で、合理化可能でしょう。

保険支出の増大なども、本腰を入れて取り組む必要があるが、急務ではない。
団塊の世代への年金支払いの問題なども、何十年も前から分かっていたことなので、今までに立てた対策を、とりあえず、やっておけばよろしい。
当然、あるでしょ?

これで、構造赤字は解消されました。
あとは、ゆっくり、累積赤字を返していけばよろしい。

国は、定年なんか無いから、別に、30年ローンである必要はない。
また、物価が上がっても、借金額は増えないから、物価上昇分だけ、借金総額は、目減りしていく。

事ここに至っては、累積赤字解消のための消費税増額も容認しましょう。
まあ、多めに見積もって、1%もあれば、必要十分でしょう。

めでたしめでたし。

え?定率減税の見直し?

構造赤字も無くなった。
累積赤字も、めどが立った。
その上で、何故、必要ですか?

いささか、乱暴な試算ではあるが、概論と言うことで、お許し願いたい。

次章では、いよいよ、具体的な対策に移る予定である。

November 07, 2005

歴史上の有名人の名前って、あれで良いの?

松平次郎三郎元康松平蔵人佐元康、ってだれのことでしょう。
ピンと来た人は、かなり歴史に詳しい人ですね。
徳川家康のことです。

しかし、源家康という表記は、あまり、目にしないことでしょうね。
同様の書き方をすると、平信長、となります。
この書き方からすると、豊臣秀吉と書かねばなりません。

なので、織田信長の配下であった「猿」は、同様に書くと、羽柴秀吉となります。

信長は、織田弾正忠平朝臣信長(おだだんじょうのちゅうたいらのあそんのぶなが)が、正しい表記のようです。

当時、姓と、諱(いみな)を合わせて表現することはなく、「織田信長」とは、決して呼ばれはしませんでした。
もし、家臣がこう呼べば、あの信長のことですから、即刻、打ち首ものでしょう。

呼んで良いのは、親とか目上の者だけ。
魔王と呼ばれた頃の信長にとって、この資格があるのは、朝廷関係だけだった事でしょう。
しかし、朝廷に置いては、「平朝臣信長」ですから、やはり、織田信長とは、呼ばれてはいなかったはずです。

つまり、当時は、「織田信長」という呼び方は、存在しなかったと言うことになります。

忠臣蔵で有名な大石内蔵助は、大石内蔵助藤原良雄(おおいしくらのすけふじわらのよしたか)となります。
当時の呼び方からすると、大石内蔵助は、正しい呼び方です。
姓と通称の組み合わせですから。
織田信長という組み合わせからすると、大石良雄としなければいけないのに、大石内蔵助と呼ばれていますね。

なので、歴史上、決して使われなかった呼び方で通っている場合と、当時呼ばれていたであろう呼び方で通っている例が混在しており、一貫していません。

出来るだけ混乱を避ける為に、一番無難なのが、大石内蔵助良雄といういいかたでしょうね。
これなら、「絶対に間違い」とは言えなくなります。

本名である諱は、生前は、使われることは少なく、家族以外は知らないことが多かったようです。
なので、坂本龍馬直柔(さかもとりょうまなおなり)は、姉の乙女に対する手紙にも、龍馬と書くことが多かったようです。
直柔表記のもあるようですが、この辺は、龍馬のおおらかさなんでしょうね。

と言うことで、歴史上の人物の名前の表記は、一貫しておらず、「混乱した表記」と言っても過言ではない状態です。
当時の呼称そのままの人、姓に諱をくっつけたひと、姓+通称+諱の人。
もう、滅茶苦茶です。

諱を避けるというのは、アニミズムに由来の風習で、本名を教えてしまうと、呪い殺される恐れがあるから、わざと、通称を用いて、それを避けるという東アジア全般によく見られる風習です。

なので、死後は、その恐れがないため、諱を使っても良いという考え方もあります。
その意味で言うと、織田信長という表記も、一概に「間違い」といえなくなります。

明治以後、姓+諱の組み合わせだけになってしまいましたので、こういったことは、だんだん忘れられていくんでしょうね。
まあ、諱だの、姓だの、本姓だのは、時代と共に移り変わってきたもので、その流れの中では、どうということもないのかも知れませんが。

ただ、「当時はこういう言い方をしていた」ということは、しっかり押さえておきたいものです。

なお、信長が平氏、家康が源氏というのは、勝手に名乗っていただけのことで、根拠は、怪しいもののようです。
確実なのは、秀吉の本姓が、豊臣であると言うことだけです。
これは、秀吉自身が、朝廷から賜ったものだからです。

織田氏は、尾張の豪族の流れ。
徳川は、三河の山賊の流れ。
秀吉は、尾張の貧農、あるいは、足軽の息子。

この辺が、実態のようです。

そうそう、「名前シリーズ」は、一応、これで一区切りです。

参考文献:wikiを初めとする、あっちこっちのWeb

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