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NEWS ZERO

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December 26, 2005

青春アミーゴは大顰蹙

忘年会のカラオケの話である。
この歌、おじさん連中にも、評判が良いそうだ。

たしかに、昔のツレとの思い出や、古き良き時代を思い出させないでもない。
11月に発売されたのに、年間売り上げ1位に輝くという快挙を成し遂げた様だ。

しかし歌っているのは、ばりばりのジャニーズアイドル二人なので、当然、OL達の受けも良い。
また、振りのDVDまで発売されていると合っては、おじさんとしては、覚えて、受けを狙わない訳にはいくまい。

で、表題のこととなる。
「振りまで完璧で、なりきってやられると、返って引く」
「キモイ」
「ウザイ」

など、評判はさんざんである。

しかし、反対の意見もある。
「大好きな歌なので、とっても楽しかった。」
「超盛り上がった」

と言う意見もある。

要するに、ケース・バイ・ケースみたいだ。
つまり、もともと、好感を持たれているおじさんなら、好感を持たれるし、そうでない場合は、何を歌っても、反感を買うのである。

ド演歌を歌えば、しらける。
若者にこびて、こういうのを歌えば、引かれる。
中途半端な古さの歌だと、ウザイ。

これ、結局の所、歌は、直接関係ないんだと思う。
かっこいい上司の歌う演歌は、聞き惚れるが、ださいおっさんの青春アミーゴは反感を買う。

結局の所、何を歌っても、結果は同じなのだ。
褒めてくれるのは、ごますりのヨイショ野郎だけだろう。

ねぇ、必死になってのウケ狙いは、もう止めません?
若い頃、そこそこしかもてなかったあなたが、もっと不利な中年になってから、若いOLに、もてるはず無いでしょう。

似たような連中集めて、「演歌縛りカラオケ」「昭和縛りカラオケ」などをやらかした方が、楽しくないですか?

賛否両論あるだろうが、メンバーを間違えなければ、カラオケは、とても楽しめる遊びである。

無礼講という名の地位確認の会合(忘年会)において、恥を忍んで行うパフォーマンスはさておき、二次会くらいは、親父パワー全開で、盛り上がっても、ばちは当たらないでしょう。

「あ?ひよっこどもはお断りだ。40歳未満は、参加資格無し。
ケツの青いのがとれたらおいで。」

位かましてみようではないか。

え?
それじゃ、OLがいないって?
どうせ、タクシー代せびられて、さっさとお帰りになるのがオチですって。
それとも、楽しい「お持ち帰り」でも、期待してますか?(^◇^;)

December 09, 2005

構造設計事件の表側

耐震強度詐称疑惑とか言うそうだ。
この件に関して、いくつかの疑問があることと思う。
思いつく限り、上げてみよう。

・国の関与は遅いか、速いか
・誰が責任を取るべきなのか
・業界の対応は、遅くないか

こんなとこだろうか。
まず、一つずつ書いていく。

1.国の関与

天災で多数倒壊した場合との対応の差が取りざたされている。
災害時の復旧は自己責任なのに、今回に限り、国が乗り出すのは、おかしくないか?と言う指摘だ。

じつはこれは、全く前提が違う。
天災の場合は、被害を与えたのは、自然である。
それに関して、国は、何の責任もない。
強いて言えば、当然想定しうる災害に対し、対処しておかなかった事くらいか。

これに対し、今回は、はっきりと、加害者が存在する。

色々言われているが、結局、損害賠償すべきは、建築主である。
非がある無しにかかわらず、賠償する責任がある。
で、建築主に非がない場合、建築主が、加害者に対して、損害賠償請求をするのが筋だろう。
これに関して、買い主は、何の関係もない。

ただ、損害賠償の額が多すぎて、到底、建築主は、払いきれないだろう。
当然予想しうる事態として、買い主が泣き寝入りすることにもなりかねない。

そこで国がのりだし、一旦、国が買い上げるなりして、買い主が自由に動ける様にし、肩代わりした国が、ありとあらゆる手だてを講じて、建築主らに、賠償させるのだ。

これ以外に、解決の道はないだろう。
放っておけば、加害者側は、個人資産を確保した上で倒産してしまい、悠々自適な生活をおくりかねない。

2.誰の責任か

上で書いたように、建築主である。
この場合、それ以外のものが、買い主に対して、賠償する必要はない。
ただ、建築主に非がない場合、当然、建築主が、真の加害者に、損害賠償請求することになるだろう。

3.業界の対応

業界の本音を、まず書いておく。

いくら何でも、あれは、やりすぎ

である。

今回の事件で起きたことは、大なり小なり、行われてきたことばかりだ。
特に目新しい内容は無い。

ただ、行き過ぎだっただけのことだ。

このため、厳密な事を言い出すと、自分たちにもお鉢が回って来かねないため、対応が遅いのだ。

叩けば埃が出ない業者の方が少ないだろう。

ただ、ほとんどの業者は、あそこまでひどいことはやってはいない。

たとえば、ある設備機械の見積の例だ。
その機械は、一般家庭でもある類のありふれた機械である。
納入業者は、これに関しては、5〜6割引で入れるのが、普通である。
「4掛け」というやつだ。
で、見積には、定価もしくは、8掛けくらいで入れておく。

で、施主から値引き交渉があった際に、こう言う。
「よく見てくださいよ。これは、定価の2割引ですよ。
もう、いっぱいいっぱいです。
これ以上引いたら、持ち出しになっちゃいます。」

見積書を見ると、確かに、「x0.8」と、欄外に書いてある。
で、納得するわけだ。

このように、施主が知らないのを良いことに、よろしくやっている例はいくらでもある。
ただ、業者にも言い分がある。

見積書の1ページ目に、

現場経費 20%
事務経費 30%

と書いてあったら、どう思うだろうか?
まず間違いなく、この部分に、文句を付けることだろう。
しかし、連中だって、ボランティアでやっているわけではない。
とうぜん、利益を上げなければいけない。

でも、それを見積に書くと、絶対に通らない。

仕方なく、見積にあちこちに、少しずつ分散させて、入れ込んでおくのだ。
上記の設備などは、その一例だ。

このように、一般の感覚として、「叩いて出る埃」は、多々あるが、これは、悪質とか言うレベルの埃ではない。

躯体部分だって、まったく手を抜くことがない訳じゃない。
でも、あそこまでは、やらないことがほとんどである。

やるやつはやる。
でも、後々問題が出ないように手を抜くのが、プロというものだ。

そういう意味では、今回の件は、「プロにあるまじき拙さ」と言うことになる。
しかし、堂々とそれを指摘できる業者は少ない。
悪質ではないだけで、多少は、身に覚えがあるからだ。

以上、3回に分けて書いてきたが、ここらで、簡単にまとめておこう。

大昔、ハンムラビ法典というものがあった。
「目には目を」で有名な法律である。

この一節に、
「大工が手を抜いたことで、住んでいる人が足を折ったら、大工の足を折る。」
とかいう刑罰があったはずだ。

これで良いじゃない?

今時、足を折るのも何なので、国が肩代わりした後、個人資産まですっかりはき出させたあげく、足らない部分は、寄せ場にでも送って、死ぬまで働かせて、きっちり返させるというのはどうでしょう?

当然、司法も乗り出すはずなので、白黒の善悪をきっちり付けたあとで、であるが。
国が乗り出しているので、司法で決着が付くまでの間、全ての資産は、凍結ですな。

December 07, 2005

構造設計事件−業界の裏側−

元業界人として、今回の事件の感想を書く前に、知っておいた方が良い事を書いておく。

1.確認申請の裏側

確認申請は、あくまでも、「建築基準法に違反していない」事を確認する為のものだ。
安全である」かどうかを判定するための手続きではない。

・コネを使って、ギリギリでアウトな設計を通す。
・確認申請の図面と、できあがった実物は違う。

こんな事は、日常茶飯事である。
設計者も、役所(今は、一部民間)も、来るべき地震に対して、100%安全であるなどと言う保証はしていないのだから、大地震で全棟倒壊しても、誰の責任でもない。
つまり、確認申請とは、「やらなきゃいけないからやる」為のものだ。
言い換えると、「とんでもなく悪質な建物が建たないようにするための最小限の歯止め」だ。

また、今回、大量の見落としがあったが、過去にさかのぼればのぼるほど、見落としは増えていくことだろう。
そして、そのほとんどは、役所の確認のはずだ。

故に、今回の見落としに関しては、ほとぼりが冷めるまでおとなしくしておき、お構いなしになることだろう。

2.業者の裏側

建築を依頼し、基礎設計が出来、大まかな見積ができあがってきたとき、ほとんどの場合は、施主の予算をオーバーしていることだろう。

その後の流れは、二つに分かれる。
VEと、値引きである。

VEとは、設計変更のことで、総檜作りの設計を、一部外材を使ってコストを落とすとか、クロスの程度を落として、価格を安くするなどの仕様変更や、間取りを変えて、安くしてみる作業のことだ。
これは、ほとんどの場合に起きる作業で、何の問題もない。
むしろ、これを嫌がる業者は、さっさと縁を切った方が良い。

もう一個の値引きは、絶対にしてはいけない。
つまり、値引きとは、詳細な見積が出たあとで、総価格を下げてくれるように交渉することだ。

たいていの業者は、断るはずだが、仕事がない業者だと、承知するかも知れない。
しかし、そのしわ寄せは、施主に来るのだ。

連中が何をするかというと、見えない部分で手を抜いたり、品質を落としたりして、利益を確保しようとするのだ。
まあ、クロスの程度を落とすくらいならまだ良い。
躯体内部で抜かれたら、取り返しが付つかない。

で、往々にして、現実のものとなる。

結局の所、「信頼の置ける業者に頼む」に、尽きる。

実際に、ある大工さんに、予算オーバーのため、木造の柱を檜からもっと安い材料に変えるように、施主が頼んだことがある。
その結果、
「そんなら、やらねぇ」
と、仕事を断りかけた。

何でも、変えたところで、大して値段は変わらないし、強度が段違いだからだそうだ。
納得できない家は、絶対に建てたくないと言うことのようだ。

こういう人は、実在するし、少数でもない。

3.設計基準の裏側

コンクリート強度を表す数値には、いくつかの表現方法があるが、そのうちの生コン(固まる前のコンクリート)を発注する場合、「210/12/25」などと表現する。
それぞれの数値は、常時変動する。
210は設計強度、12はスランプ値、25は骨材の最大粒径である。
このうちの骨材の最大粒径に注目する。

コンクリートに砂利が入っているのを知っている人は多いと思う。
川でとれる丸くなった砂利が最適であるが、今時、入手困難なので、たいていは、砕石を使う。
で、それの規格が、たとえば、0−25ということになる。
つまり、25ミリよりも、大きい石は入れないでね、と言う注文だ。

鉄筋の配筋も、これを基準にして、配置される。

鉄筋コンクリートは、鉄筋の周りをコンクリートで覆う。
一本一本の周りに、一定の厚さのコンクリートが無ければいけない。

このため、躯体表面から一定の幅を取ることになっている。
これを、かぶり厚さという。
で、鉄筋の間隔も、骨材の最大粒径が25ミリなので、これよりも広くしないといけない。
そうしないと、生コン内の骨材が鉄筋間でつかえてしまって、コンクリートが廻らなくなるからだ。

しかし、実際は、そうはできない。

鉄筋コンクリート造設計基準と言うものがある。
実際の構造設計は、これを基準にして設計される。
耐震基準が変更される以前から、配筋は、現場監督の悩みの種であった。

なぜなら、設計基準通りに鉄筋を入れると、鉄筋間隔が確保できないし、間隔を確保すると、鉄筋が収まらなくなるからだ。

また、鉄筋には、定着というものがある。
鉄筋の長さには限度があるので、長いスパンの梁などを作るときは、つなぐことになる。
また、梁の終わりで止めてしまっては意味がないので、柱の中に、一定の長さの鉄筋を差し込んで、固定するようにしている。
これを、定着という。

柱の中には、柱自体の配筋に加えて、これらの鉄筋も割り込んでくる。
で、入らない、と言うことになる。

実際の現場でどうしているか?というと、基準通りに鉄筋を入れることが多い。
鉄筋を減らしたことが分かると、とんでもないことになるからだ。

その結果、鉄筋間隔がとれないどころか、ビチッと鉄筋がくっついてしまうことも多々ある。

その後、お構いなしに型枠を組み、生コン打ちの行程に移っていく。

これを、現場のものが評して曰く、「鉄筋造コンクリート被覆付き

いまは、耐震基準が強化され、さらに鉄筋量が増えていることだろう。
ますます、現場監督が、頭を悩ませているに違いない。

「鉄筋の径を足していくと、柱の幅を、100ミリも超えちゃうよぉ」

ちなみに、こうした建てたビルが、倒壊したという話は聞いたことがない。

世間で言う「手抜き工事」とは、こんなレベルの「抜き」ではないのだ。
そして、こういう手抜き業者は、残念ながら、実在する。

このようなことは、常識以前の問題であって、ことさら、言及するには及ばないレベルのことである。
しかし、ニュースに置いては、このことに一切言及せず、ことさら、視聴者の不安をあおっているように思えてならない。

そういう人が、「あおられた故の杞憂」を廃して、枕を高くして眠れるように、これを書いた。

念のため繰り返すが、今回の事件の建物は、これには当てはまらない。
該当建物に住んでいる人は、安心してはいけませんよ。

December 01, 2005

構造設計事件の理解への準備

いま、マスコミを、マンションの構造設計を偽って、確認申請を通過させ、耐震強度の弱いマンション等を乱立した事件が、にぎわせている。

なんでも、震度5以上の地震が来ると、倒壊の恐れがあるそうだ。
それ故、住民の避難は急務なのだが、数が多すぎて、動きがとれないらしい。

しかし、建築の構造に関する報道は、全くと言っていいほどなく、鉄筋コンクリート造に関する知識も、ほとんど報道されていない。

なので、この事件を理解するための、必要最小限の知識について書くことにする。

私は、一級建築士ではないが、受験資格は持っている。
私立の大学院を修了した工学修士である。
構造は専門ではないが、最低限の知識はある。
ただ、ん十年前のことなので、ミスがあれば、ツッコミ歓迎である。

鉄筋コンクリート造(以下、RC造)は、コンクリートの中に、鉄筋を埋め込んだ構造だ。
互いの欠点を補い、役割を分担することにより、安価で高強度の構造を作れる仕組みである。

まず、話題の鉄筋である。
針金を想像して欲しい。
両端を持ち、両手を狭めれば、どうなるか?
グニャと、曲がってしまうことだろう。
しかし、少々引っ張っても、切れることはない。
で、ねじると、ある程度の太さなら、ねじれてしまうだろう。

コンクリートは、黒板に書くチョークを想像して欲しい。
少し力を入れると、ポキッと折れてしまうことは、皆さんご存じだろう。
しかし、真っ直ぐに立てて、上から押しても、容易にはつぶれない。

これら、それぞれの欠点を補い合い、あらゆる力に対して、一定の強度を持ちうるようにしたのが、RC造なのである。

あのような構造(不静定ラーメンというが、省略する)にかかる力は、圧縮、引っ張り、剪断、曲げモーメントである。

コンクリートは、主に、圧縮を担当する。
これは、実に、高強度である。
強度は、セメント、骨材等の配合によって変わる。

しかし、剪断には弱い。また引っ張りにも弱い。
なので、これらは、強度をゼロとして、計算する。
これらの応力に対しては、鉄筋の分担なのだ。

曲げモーメントは、主に鉄筋が、分担する。

各部位の荷重を計算し、それに耐えうる断面形状、配筋を行い、構造設計は終了する。

で、今回の手抜き工事の事になる。

圧縮に関しては、全く問題がない。
コンクリートは、現場うちなので、施工によってムラが生じるため、安全率が見込んである。
1/3である。
つまり、設計強度100kg/cm2の場合、理想的な施工をすれば、300kg/cm2に耐えうると言うことになる。
手抜き工事だとしても、150kg/cm2はあるだろう。
なので、手を抜いても、破壊することは、まずあり得ない。

問題は、鉄筋が分担する、引っ張り、剪断などの強度だろう。
これは、配筋に依存する。
これが、1/3しかないのだから、それなりの強度しかない。
また、鉄筋自体は、工場で生産されるため、安定していることが期待されていて、安全率が低くなっている。
つまり、「いっぱいいっぱいまで、見込まれている」のだ。
なので、鉄筋に関しては、余裕は期待できない。

しかし、実際には、ゼロと見込まれているコンクリートの剪断強度、引っ張り強度も、ゼロではないのだ。
先のチョークの例ではないが、チョークの両端を引っ張ってみて欲しい。
あれを、引きちぎれる人が、何人いることだろう?
非力な人では、まず無理である。

なので、ひびなどが入っていない箇所は、それなりの強度が期待できる。

また、構造設計は、長期荷重と、短期荷重に分けて、計算する。
長期荷重とは通常時、短期荷重は地震時の応力だ。

長期荷重の場合、等分布荷重として計算する。
単位面積あたりの荷重が決まっていて、それを元に算出する。

なので、実際の荷重とは、異なる荷重で計算されている。
とんでもない重さの家具を、部屋いっぱいに入れている場所は、荷重オーバーであるし、何もない部屋では、余裕ばりばりである。
ただ、これにも、一定の安全率を見込み、重めの数値がでるようにしてある。

なので、よほどのことがない限り、長期荷重で、倒壊することは無い。

短期荷重については、横から揺れが加わることが多いため、鉄筋の分担が大きく、鉄筋の量によって、強度が変わる。
なので、これは、言われているとおりだろう。

昔の耐震基準は、関東大震災を基準に作られていた。
同程度の地震があっても、倒壊しない事が目標である。

阪神・淡路の震災があってから、強度の見直しがあり、新基準が設定された。
今回の場合は、これに違反しているわけだ。

そもそも、関東大震災を基準にしたのは、このクラスの地震は、50〜100年に一度あるかないかの頻度だからだ。
それに対して、建物は、平均30年程度の寿命しかない。
建築物の強度を算定する場合、運が良ければ、一度も、同クラスの地震がないかも知れないという前提に基づき、上限を、この震災にしてあったのだ。

遙かに高強度の構造も作れるのだが、とんでもなく高価になってしまい、誰もビルを造れなくなるので、こうなっている。

しかし、阪神・淡路の例によるまでもなく、今後来る地震が、同程度である保証など無く、耐震基準通りに建てたとしても、100%の保証は、誰にも出来はしない。

事は、人命に関することだ。
避難できる場合は、もちろん、避難した方が良い。
しかし、放っておいても、自重で自然に倒壊するレベルの建物は、きわめて少ないはずだ。
あくまでも、「保証できない」と言うことなのだ。

もちろん、手抜きをした連中の肩を持つつもりは、全くない。
ただ、引っ越したくても引っ越せず、いつ倒壊するか冷や冷やしている人、うちのマンションは大丈夫なのか?と、心配になってしまい、夜も眠れない人のために、書いているのだ。

だれも、保証なんか出来ません。
また、耐震基準に合致しているからと言って、100%の保証は出来ません。
どの建物についても、可能性でしかないのです。

急いで建てた、建て売りの一戸建てに住んでいる人と、今回のマンションに住んでいる人の地震に対する危険度の違いは、誰にも分からないことなのです。

まず、深呼吸して、落ち着いてください。
地震時以外では、倒壊の恐れは、きわめて低いはずです。
落ち着いてから、皆で知恵を出し合って、善後策を検討してください。

なお、事件に関する直接のコメントは、項を改めて書きます。

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