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February 21, 2006

少子化対策の問題点

特殊出生率が、近年、減少傾向にあり、この傾向は、この後も続くと思われる。
政府も対策に乗り出していて、担当大臣まで置いた。

しかし、その対策には、いささか疑問が残る。
率直に言えば、「減少傾向に歯止めは掛けられない」と言うことだ。
一定の効果はあるだろうが、上昇に転じる効果は無いと考える。
そこで、私が考える最大の問題について、その対策を交えて、書いてみたい。

なお、本質を書きたいので、その対策は、いささか、非現実的であることを、あらかじめ承知して置いてもらいたい。

キーワードは、看病と、受験である。


1.子供の看病

小学校に入るまでの子供というのは、実に良く、病気をするものである。
ある保育士さんが言っていた。
子供というのは、何百もあるウィルスに、一つ一つ感染しながら、免疫を付けていくものですから、これからも、病気をしますよ。

彼女の言葉通り、うちの子は、何度も病気をし、ごく希に、入院までした。
幸い、無事、小学校に上がることが出来、今は、元気にやっている。

そんな経験から書いてみたい。

最近では、託児所等も、不十分ながら増えてきたし、行政のサポートも増えてきている。
政府も、この方面を充実させることにより、出生率を向上させたいらしい。

しかし、親の立場から言えば、これは、第1義ではない。
あると助かる」レベルだ。

小さい子供を持つ親の立場として、一番問題になるのが、病気になった時に、誰が面倒を見るか、だ。

子供の病気は、早めに医者に診せて、その後、しっかり看病すれば、治っていく病気がほとんどである。
たいていの場合、入院は不要だ。
しかし、子供は、抵抗力も体力もないので、病気の間、急変しないか、しっかり見ている必要がある。

反対に、しっかり見ていれば、問題は、あまり起きない。

こういう状態の子供を、預かってくれる施設は、私が知る限り、存在しない。
あるとしたら、子供を持つ親にとって、とんでもない福音なので、是非、教えて欲しい。

38度以上の熱があり、ハアハア言っている状態の子供を預かってくれる施設に限定するが、ありますか?

また、微熱があったり、何となく調子が悪そうな感じの時に、安心して預けられる施設がありますか?
当然、一度預かったら、責任を持って担当し、一切、決まった時間まで、親に連絡しない施設ですよ。

子供がこういった「何となく」状態の場合、親は、この程度では休めないので、後ろ髪引かれる思いで、預けていく。
そのときの、つらい心が、分かりますか?

仕事をしていたら、案の定、子供の具合が悪いので、すぐ迎えに来てくれと言う連絡がありました。
しかし、これから、大事な会議があります。
抜けることは出来ません。

さて、どうしますか?
子供は、38度の熱で、うわごとを言っているらしいです。
この状態で、サポートを依頼できる施設が存在しますか?

そして、帰宅することを選んだ女性に、

「だから、女なんて、役に立たないんだ。」
「女なんて、お茶くみ・コピーだけやってりゃいいんだよ。」

と、陰口をたたく上司、同僚は、皆無ですか?

少子化対策を検討している官僚、有識者に聞きます。
あなた方のうち、こういうせっぱ詰まった状況になった経験のある人が、どれだけいますか?

「仕事なんだ。」
と、奥さんに任せきりにして、逃げていた人たちばかりではないですか?

また、とっくの昔に、子育てを終えた有識者に聞きます。
思い出というのは、とかく、美しい事だけを、思い出しがちです。
子育てに置いては、特にそうです。
あなたは、そのときの必死な思いを、どれだけ、覚えていますか?
ふうふう言っていた子供のちっちゃな手のあの熱さを、はっきりと思い出せますか?

この状態になった経験のある、出産可能な女性に聞きます。
それでも、あなたは、二人目、三人目を産みますか?

これを解決する方法は、ただ一つ。
専業主婦を増やすことである。

子供の病気に関する限り、父親は、到底母親に及ばない。

母親の細やかな注意力。
母親故の直感。

どうあがいても、母親に勝るものはない。

子供にとってベストなのは、母親が、専業主婦で、常に身近にいることだ。
これ以上の環境は、存在しない。

政府がもし、出生率を上げたければ、専業主婦を増やす様に努めることだ。
母親達の多くは、実は、家計を助けるために働いている。
この点を、積極的にクリアしない限り、共働き夫婦は、減らないことだろう。

で、政府の方針であるが、出来ることなら、中学卒業まで、そして、最低限、小学校卒業まで、専業主婦手当として、一律月10万円支給しなさい。
それで、専業主婦は、激増することでしょう。

ま、生活保護すら、削減の対象にしている今、現実にこれをやるとは、思っていませんけどね。

男女平等?
私は、親として、書いているんです。
男も女も関係ありません。
子供のためには、母親が家にいるのがベストだと言っているんです。
女は家庭を守るべき」なんて、時代錯誤の事は、一切言っていませんよ。


2.受験

近年、難関大学が、さらに、難関になってきている。
一部の大学が、定員割れを起こし、経営危機に陥っているのに、一部の大学は、いっそう、合格しづらくなっている。

一番分かりやすいのが、東大だ。
TVでやっていたが、東大合格者のうち、私立の中高一貫校の割合が上がっているそうだ。
また、そうでない高校の出身でも、学習塾に行っていなかった合格者など、きわめて少ないことだろう。

いま、受験を真剣に考え出した親の間では、

「小学生のうちから、学習塾に通わせないと、一流大学には、入れない。」

というのは、既に常識である。

これは、結構な出費を強いる。

つまり、子供が小さいうちから、せっせと学習塾に通わせ、遠方の私立大学に通わせられるだけの資金力のある親しか、一流大学に入れられないと言うことになる。

もちろん、公立で通し、塾無しで、東大に合格する者もいるだろう。
しかし、あなたの子供は、そんな天才児ですか?

これは、実は、簡単に解決可能である。

東大の定員を、10倍以上に増やしなさい。

そうすれば、東大に入りたいけど入れなかった連中が、こぞって、東大に行きます。
なし崩し的に、現在の一流大学に行けなかった受験生が、行けるようになります。

これによって、受験戦争が、緩和されます。

東大の学力低下を心配するのなら、入学してからの進級を厳しくすればOK。
さぼっている奴は、どんどん落とせばいい。

定員の増加による施設・教員の増強という問題が、当然出てくる。
しかし、今やろうとしている少子化対策と比較して、どっちが、費用がいりますか?

つまり、公立高校で、しっかり勉強すれば、一流〜二流大学には、入れる様なるわけですから、それで良いと思っている親は、塾にお金を掛けずに済みます。

これによって、子供の受験に掛けるお金を減らすことが出来、ひいては、子供を産む数にも、影響してきます。

それに、猫も杓子も東大卒になれば、これを重用するのは、官僚社会だけになるでしょうから、学歴偏重社会に、終止符を打つことも、不可能ではなくなります。

東京大学一橋校
東京大学京都校
東京大学名古屋校

なんていかが?
で、卒業証書は、「東京大学卒」とだけ書いておきます。
これで、施設、教員の問題も、解決しますよ。
......って、絶対無理か。


3.その他

政府がやろうとしていることは、ここに該当します。
この分野の事は、確実に、親たちの助けになりますから、合った方が良い。
しかし、この分野が充実しても、上の二つがクリアしない限り、子供を産む気にはなりません。


子供を持ち、そして、出産可能な年齢の母親達のうちの、かなりの数の人が、実は、もう一人か二人は、産みたいと思っている。
しかし、共働きの状態では、不可能だから、諦めているのだ。

少子化対策ならば、まず、この人達を、何とかしなさい。

「女性も、社会の一員として、参加すべき。」
「子供振り回されず、一人の女性として、有意義に生きていきたい。」

こういう考えの女性達もいることだろう。
この考えが、間違っているとは思わないし、当然、非難するつもりはない。

言いたいのは、こういった女性達に、アプローチをしても、時間と資金の無駄だと言うことだ。
アプローチする対象の女性は、「産める環境さえあれば、産みたい」という女性達である。

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