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June 03, 2006

今後の教育のあり方

先日、「国家の品格」のレビューを書いた。
そこにも書いたように、以前から、似たような考えを持っていた。
全く別の出発点なので、とうぜん、相違点は多々ある。
ただ、良い機会なので、書いてみる。
当然、「国家の品格」の内容とは、一致していないし、この本から明示的に参照する部分もない。

まあ、触発された、と言ったところだ。

以前、大学の先生だかが、

「西洋の文学を、真に理解しようとしたら、新旧約聖書を読んでおく必要がある。
そうしないと、それらを真に理解したことにならない。
で、日本は、といえば、強いて言えば、論語がこれに該当するであろうか。」

と言うような一文を書いていた。
大学の講義で貰ったプリントに書かれていたので、出典は、一切不明である。

「国家の品格」でも、近いことが触れられていたはずだ。

つまり、まず、聖書というものがあり、それが、彼らの精神的な基礎になっていると言うことだ。

人とは何か。
人はどう生きればいいのか。
悪いこと、つまり、聖書の教えに反することをしたらどうなるのか。

などなど、人として生きていくための基礎的な部分は、全て聖書から得ていると言っても過言ではない。
全ての思想は、その上に、乗っかって成立しているのだ。

で、これらのほとんどは、教会などから、伝えられる。

学校教育、社会制度などは、この基礎の上に成り立っている。
言い換えれば、これらの教育の場では、その基礎については、不要なのである。
故に、社会構造、政治体制、学校教育システムの中には、この基礎部分は、含まれていない。

つまり、非常識とは、これらのキリスト教の教義に対する反対意見なのだ。

日本に置いては、戦後、アメリカ主導の民主化が、強力に推し進められた。

アメリカという国は、「アメリカのやり方こそ正しい」と、信じて疑わない国なので、民主化に際しては、当然、「最も優れている」アメリカの制度が導入された。

ここで、彼らは、勘違いを犯した。
当時のアメリカと言う国は、キリスト教社会であり、当然、キリスト教という基礎の上に、様々な制度が成り立っていた。

日本に導入する際に、基礎部分を見過ごし、その上に成り立つ制度だけを、日本に押しつけていった。
その結果、基礎となる、人間教育という部分が、ごそっと抜け落ちてしまった。

私は、キリスト教を信仰する気は、さらさら無い。
しかし、アメリカが、キリスト教をも押しつけていったのなら、それはそれで、統一のとれた制度になったはずだ。

長い年月を掛けて、人が作り上げてきたものは、それはそれで、統一がとれていることが多いからだ。

しかし、忘れていたのか、好意的だったのか知らないが、基礎的な部分は、一切、手を触れなかった。

ただ、政教分離の原則だけを残し、母国へ帰っていったのだ。

戦前の日本は、いまだ、封建社会、武家社会の雰囲気を色濃く残していた社会であり、人々の精神的な規範もまた、古来のものであった。

神道、仏教などが、渾然一体となり、儒教思想まで混ざり合い、雑多な思想を持っていた。

そして、その教育期間は、多年に渡る。
就学前、就学中、就業中も、ずっと続けられてきた。

戦後、敗戦ショックと、アメリカの押しつけにより、戦前イコール悪という考えが広まり、それら全てを捨て去ってしまった。

そして残されたのは、基礎となる精神教育制度が、ごそっと抜け落ちたシステムだけだった。

近年、青少年の精神的な荒廃が、著しい。
「人間とはどうあるべきか」という教育が、全くされていないのだから、当然の話だ。

現状の社会システムのまま、この問題に、真に取り組むのなら、欧米のキリスト教に変わる精神教育のシステムを取り入れる必要がある。

効果が出るのは、50年、100年先だろうが、それでも、今から取り組んでおかないといけない問題だ。

さて、何にします。

仏教?
それも良いでしょう。ですが、神道など、他の宗旨の人は承知しませんよ。
仏教にしたって、いろいろな宗派があるし、第一、彼らは、葬祭兼法事業者なので、今時、精神教育を任せられる人材は、ほとんど存在しないと思います。

日本人が、正しいというか、望ましいと考える人物像は、今なお、論語の影響が、きわめて強いらしい。

しかし、いまさら、「子曰く、...........」とやったところで、

「マジ、うざくねぇ?」

と、やられるのがオチである。

政教分離の原則を犯さず、日本人のほとんどが素直に受け入れられる精神教育制度を、早急に打ち立てる必要がある。

問題は、そんな途方もない制度が、かけらも思い浮かばないことなのだ。

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