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June 07, 2006

村上氏は何が悪かったか

逮捕直前の記者会見で、
「僕が嫌われたのは、ものすごく儲けたからだ。」
と言ったことに対し、麻生大臣が、
「儲けたことではなく、儲け方が悪かったからだ。」

と、コメントしていた。
この麻生大臣のコメントに、賛成である。

直接の容疑となった、ライブドアにニッポン放送株買収を促した件ばかりでなく、一連の取引を見ていると、世間で言う「ハゲタカファンド」と言われても仕方ないやり方をしているようだ。

しかし、これ、欧米、特にアメリカなどでは、特に、問題視されていない。
強いて言えば、法令に違反したことに対する批判があるくらいだろう。

アメリカのビジネスのやり方は、法令に違反せずにありとあらゆる手段を用いて利益を上げることに尽きる。

そのビジネスモデルが、どこから来たのか、ここでは書かないが、村上ファンドのやり方は、アメリカでは、さしたる事もないはずだ。

むしろ、アメリカでは、「ようやく、日本も、『グローバル・スタンダード』な株取引の仕方を身につけたか」くらいに、歓迎していたのではないだろうか。

しかし、これは、あくまでも、アメリカが「正しい」と考えているやり方で、真の意味でのグローバル・スタンダードではないし、全世界で通用する考えでもない。

実は、この点に関し、日本経済の指針になるべき金言が、既に存在する。
歴史上の人物、渋沢栄一翁の言葉である。

「右手に論語、左手にそろばん」
「正しい道理を踏んで得たる富貴ならばあえて差し支えない」

コンプライアンス

この考え方は、流行りの「コンプライアンス」以上の意味を言っていると思う。

法令に準拠するのは当たり前。
その上で、道徳にも反してはいけない。

こういう考え方だと思う。

この考え方は、江戸時代に、掛け値なしの正札商売が成立し、商取引の大前提に、双方の信頼関係というものを置いていた、日本ならではの考え方のようだ。

海外では、商人というのは、怪しげな人種なのであり、信頼などする方がバカだ、と言う考え方だったようだ。

「逆説の日本史」週刊ポスト連載

韓国のように、儒教べったりでは、世界に受け入れられないと思う。
しかし、日本のように、適度にいい加減な思想ならば、世界各国も受け入れやすいのではないだろうか。

グローバル・スタンダードという名の、アメリカ基準に合わせることも必要だが、たまには、ジャパン・スタンダードを、世界に向けて啓蒙しても良いのではないだろうか。

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