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August 27, 2008

ヒートアイランドとエコバック

ヒートアイランド(都市気候)を、最初に聞いたのは、大学の環境工学の講義だった。
じいさん教授が、もごもご説明していたのを覚えている。
しかし、今では、普通の人でも知っている言葉になった。

都市部の気温が周辺地域に比べて高い現象を言う。
コンクリート・アスファルト・車・エアコンなどが密集しているために起きる現象だ。

エアコンは、厳密に言えば、室外機の方だ。
しかし、この室外機について、まったく勘違いされているのは、ご存じだろうか?

真夏にズラーと並んだ室外機から、ドドッと熱が吹き出されているのを見ると、「さもありなん」と言う印象を受けたことがあると思う。
しかし、これは、都市気候には、「ほとんど」関係がない。

これは、ミクロとマクロの視点の違いだ。

ミクロ的に見ると、たとえば、特定の裏通りの気温上昇は、そこに面している室外機のはき出す熱のためかも知れない。

しかし、ヒートアイランドとは、都市全体、あるいは、その周辺地域まで視野に入れたマクロ的な用語なのだ。
そういうマクロの視点で見たとき、エアコンの室外機は、どう映るのか。

プラスマイナスゼロ、である。

最近のエアコンは、ヒートポンプが主流だ。
夏は、室内の熱を外にはき出し、冬は、外の熱を中に引き込んでいる。
エアコンが行っているのは、熱の移動だけなのだ。
熱の発生も抹消も行っていない。

つまり、衛星軌道などから見ると、熱の場所が、わずかに移動したに過ぎない。
同じ都市の中でA地点からB地点まで移動しただけのことで、都市全体からしたら、熱の総量は、全く変わらない。

なので、室外機のはき出す熱は、ヒートアイランドには、「ほとんど」影響していない。

「ほとんど」というのは、厳密には、影響しているからだ。
室外機には、ファンが付いていて、わずかながらモーターからの発熱がある。
これが、都市全体では、膨大な量となり、ヒートアイランドに影響しているのだ。

つまり、ヒートアイランドに関係するのは、室外機のはき出す熱のごく一部だけなのだ。

知ってました?

似たようなことが、最近、頻繁に言われるようになった。
レジ袋有料化とエコバックだ。

あれ、上記のことと変わらないのではないか?

エコバックが目的としているのは、最終的には、石油消費量の減少ではないのか?
レジ袋生産工場でのCO2発生が減ったとしても、エコバック生産工場で増えれば、同じことなのだ。
石油依存のバックを作れば、結局、燃やすことになり、CO2を発生させる。

たとえば、籐で編んだエコバック(いわゆる買い物かご)ならば、確実にCO2を減らせるだろうが、現状は、おしゃれなエコバックばかりが目に付く。

エコバックの材質がポリエステルだったら、ほぼ無意味だ。

たとえば、ポイ捨て防止のためならば、首肯できる。
でも、CO2削減のためならば、はなはだ疑問だ。

上記の室外機の熱のごとく、石油消費の現場を移しただけならば、全く無意味な運動だ。

唯一、貢献しうるのは、「意識への働きかけ」だけだろう。
エコバックが当たり前になれば、他の面でも、エコ活動を行う人が出てくるかも知れない。

つまり、エコバック運動とは、実際の効果ではなく、心理面に働きかける情緒的な運動と言うことになる。

違う?

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