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September 12, 2008

事故米食用へ

ミニマム・アクセスで、仕方なく政府が買っていた外国米のうち、カビが生えたり、そもそも残留農薬などが検出されたりで、食用にならない事故米を買い取った業者が、不正に食用米として売りさばいていた件。

昔、自動車部品関連で、ある警鐘があった。
たとえば、ボルトとナット。
仮に、許容誤差5%とする。

貿易摩擦で、仕方なくアメリカ製のこれらの部品を買ったり、現地生産させたりした。
その結果、プラス誤差とマイナス誤差が重なって、使えない部品が多発した。
その時の話。

±5%というと、日本人は、限りなく0に近づけようとする。
その結果、プラス誤差とマイナス誤差のバッティングによる不具合は、きわめて少ない状態だった。

しかし、アメリカ人は、自分たちに対する要求レベルと見なす。
求められる基準に合致していさえすればOKなのだ。
その製品が、+4.99%だったら、OKなのだ。
だって、許容範囲内だから。

で、おおかたの日本人は、
「だから、アメリカ人なんか信用できないんだ」
とか、
「アメリカは、レベルが低い」
と、考えた。

日本の企業が取った方法は、どういうものだったか?
それは、「±1%」を指示したのだ。
その結果、アメリカ人の作業者達は、きっちり、この範囲内に収めてきた。

そして、その警鐘は続く。
「アメリカの工業レベルが低いなどと考えては、とんでもないことになる。
アメリカは、良い製品が作れないのではない。良い製品を安く作れないだけなのだ」
、と。

この警鐘が正しかったことは、その後の歴史が証明している。

さて、事故米だ。
このころと比較して、アメリカ人作業者の精神構造は、大きく変化しているとは思えない。

しかし、日本人作業者、正確に言えば、日本人経営者の精神構造は、大きく変わってしまった様である。

おそらく、規制緩和だの、格差だのが言われた頃からか。
あるいは、因果関係で言えば、金儲け第一主義が、蔓延しだした頃からか。

儲かればそれで良い。
儲けられなければ、消えていくだけ。

これが、今の経営者の基本的な考え方なのではないだろうか。

それそのものは、間違ってはいない。
しかし、「それだけ」になってしまっているように感じる。

このままで行けば、「ライジング・サン」どころか、「サンセット」となってしまうことは、明らかだ。

この悪質会社でも、従業員達は、嫌々実行していた人もいると聞く。
今なら、まだ間に合うと思う。

労使共に力を合わせた意識改革を望む。

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