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« 10月1日は、何と読む? | Main | 空自1佐の処分は妥当か »

October 03, 2008

大米帝国の落日

大米帝国の落日

1.悪夢の始まり

「いったい何故、こんなことに…」

当時、中堅証券会社の支店長であった大前健一は、そうつぶやいた。
健一は、一斉に下がり続ける株価ボードの前で、惚けたように立ちつくした。
第二次大戦後最大と言われた、株価大暴落の瞬間であった。

2.ある農夫の回想

「いやぁ、あのときは、悪い夢でも見ているようでしたよ」
健一は、そういうと、日に焼けた顔にしわを寄せて、屈託なさそうに笑った。

それは、いまから二十年ほど前、平成二十年九月二十九日、突然始まった。

低所得者向けの住宅ローンであるサブプライムローンが一斉に焦げ付き、信用不安が広がっていた。
事態は、大手証券会社の倒産、メガバンクの破綻と、世界を揺るがす金融事件へと続き、その影響を最小限に抑えるべく、当時の合衆国大統領ジョージ・W・ブッシュが取ったのが、金融機関の不良債権を一手に連邦政府が引き受けるという金融安定化法案だった。

この法案は、その少し前に、日本で起きたバブル崩壊から始まった金融不安の際、日本政府が行い、日本を立ち直らせた政策を参考にして、連邦政府上層部が練り上げた法案だった。
ブッシュ大統領は、万全を期すべく、上下院議長に根回しを行い、両議長の承認を、事前に取り付けていた。
次期大統領候補の二人、共和党のマケイン氏と民主党のオバマ氏の両氏にも了解を取り付けるという念の入れようであった。

その入念な準備を、下院のペロシ議長の演説と、下院議員の保身が、ぶち壊した。
この当時、莫大な報酬を得ていた大手証券会社社員やメガバンク社員達に、一般国民から集めた税金で助け船を出すことに対し、国民が不同意だったのだ。
この国民の怒りの声を背景に、間近に控えた下院選挙への悪影響をおそれた下院議員の何人かが、党の方針に逆らい、反対票を投じてしまった。
その結果、賛成205、反対228で、否決されてしまった。
株式市場は、即座に反応し、平均株価で七百七拾七ドルという史上空前の下げ幅を記録した。
その影響は、その日のうちに全世界を駆けめぐった。

3.超大国アメリカ没落の始まり

と、20年後の日本を舞台にした小説の冒頭である。
これが、ノン・フィクションとなるのか、フィクションとなるのかは、今後の展望次第である。

ちなみに、小説は何本か書いているが、この作品を仕上げる予定はない。
あしからず。(^^;ゞポリポリ

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