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December 14, 2008

うっかりばあちゃん

ちょっと昔、あるところに、ちょっとうっかりなおばあちゃんがいました。
そんなおばあちゃんに困らされている孫の話。

おばあちゃんが「風呂に入れ」、と言うので、孫は、一気に服を脱ぎ、風呂場へ。
しかし、入ろうとすると、まだ水。孫は震え上がりました。
「うわぁ」
孫は、冷たい水に手を突っ込み、思わず、大声を上げました。

と、風呂場の窓が開きました。
「なんじゃ? 呼んだか?」
おばあちゃんです。

開けた窓から、それはそれは冷たい風が舞い込み、孫は、凍り付きました。

「さ、寒い。閉めろぉ!」
「なんじゃ、呼ぶから開けたのに、閉めろとは…」

おばあちゃんは、ぶつぶつ言いながら、外から窓を閉めました。

孫が風呂を見ると、風呂水が、ゆっくり動いているのが分かりました。
沸かしてはいるようです。
手を入れると、ほんのり暖かい。
孫は、このまま待つことにしました。

かなりぬるいものの、何とか入れそうになってました。
孫は、湯船に浸かり、熱い湯を自分の方にかき寄せ、何とか暖まろうとしていました。

そうこうするうちに、設定温度になったので、風呂釜の炊き上げが終わりました。

「ふぅ」
孫は、ようやく、一息つきました。
風呂場も沸いたお湯で、どんどん暖まっています。
思わず、湯船に浸かって、うとうとしてしまいました。

ふと気が付くと、うだるように暑い。
なんだ? と思って見回すと、風呂場のドアが開いていて、でっかい石油ストーブが、こちらを向いています。
ファンヒーター式の吹き出し口から、どんどん温風というか熱風が吹き込んできます。

そのストーブの後ろには、心配そうな顔をしたおばあちゃん。

孫は、思わず叫びました。
「茶碗蒸しにするつもりかぁ!」

おばあちゃんは、孫に怒られて、ストーブをどかしながら、ぶつぶつ独り言を言いました。

「呼ぶから窓を開けたら怒りよる。寒いと震えていたから、ストーブで暖めてやった。何で怒られないかんのじゃあ。あんな疳の強い子じゃなかったのに。やっぱり、嫁に似たのかのう…」

こんな事情で、夏至が過ぎてから暑くなり、冬至が過ぎてから、寒くなるのです。
おばあちゃんに悪気は無いのです。
ただ、テンポが少し遅いだけなのです。


Special Thanks
窓の送風役:大陸の寒気団君
熱風の送風役:南の太平洋高気圧君

特別出演
テンポの遅いおばあちゃん:日本の周りの海水君

主演
孫:にほん君

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