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NEWS ZERO

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March 28, 2009

アジア動乱

アジア各地で、動乱が続いている。
ことによると、動乱のない国の方が、少ないのかも知れない。

一口にアジアと言っても、様々な定義があるようだ。
面倒なので、ユーラシア大陸のうち、ヨーロッパ・ロシアを除いた全部、と、ざっくり定義する。

その動乱の原因は、様々だが、やはり、ざっくりいけば、いくつかの類型に押し込める。
宗教対立、部族対立、貧困、それ故の教育レベルの低さ、などであろう。
そして、根底には、欧米諸国の蔑視があるように思える。

欧米諸国の本音からすると、アジア諸国のうち、全く蔑視していない国は、存在しないのではないか、と考えている。
日本とても、例外ではない。
まあ、一番、蔑視の度合いが低いであろう事は、容易に想像がつくと思うが、欧米人と全く同等に扱われていると思っている脳天気な人も少ないことだろう。
おそらく、日本は、アジア諸国の中で、「別格」として扱われているだけのことだ。

アジア動乱を何とかしようとすれば、まず、この点から、変えていかないといけない。

そもそも、イスラム教徒キリスト教を、同列に扱っているのだろうか?
欧米イコールキリスト教徒ではないだろうが、かなりの割合を占めるはずだ。
そして、その信仰対象の同一性から、イスラム教は、兄弟宗教といえる。
にもかかわらず、イスラム教徒への差別意識は、根強いものがあるようだ。

自分たちの宗教を、バカにされ、弾圧され、劣等民族扱いされて、それでもなお、仲良くしようとするお人好し民族は、日本人位のものだ。

まあ、日本人は、外柔内剛という特質を備えているので、心の底まで、欧米に染まりきらないため、その無類のお人好しさ加減にもかかわらず、なんとか、独自性を保てているからいいのだが。

これを、他のアジア諸国に当てはめてしまっては、猛反発が起きるのも、道理である。

アジア諸国への取り組みに際し、まず最初に、
「自分たちと全く同等な歴史と文化を持つ、同等な民族である」
と、心の底から、認めなければいけない。

その上で、劣っているところは補い、困っている部分へは手助けをする。

こうでなければ、話が始まらないはずだ。

まあ、有色人種であり、黒人ほど黒くもなく、先進国の仲間でもある日本以外に、仲立ちを出来る国は、存在しないだろうが。

どれほど、膝を屈しているつもりでも、所詮、壇上から見下げたパフォーマンスに代わりはないことを、欧米諸国は、知るべきである。

現在のところ、アジア諸国が確立すべき政治体制は、民主主義と言うことになるのだろうが、それとても、その国に合わせた○○民主主義でなければ、到底、普及しないだろう。

まず、アジアの人々を認めてあげないと、全ては始まらない。
何も、過激な人々を認めろ、などと、アホなことを言っている訳ではないのだ。

March 26, 2009

民主党の正念場

小沢代表の秘書逮捕に絡んで、党内が揺れている。
政権交代に向けて、小沢民主党が公言してる各種政策が、官僚帝国の聖域を侵すとして、帝国が放った刺客の攻撃が功を奏し、民主党内が揺れに揺れている。

党内は、小沢代表を支えようとする主流派と、代表の自主的な辞任を迫る派に別れ、せめぎ合いを演じている。
そして、それを見てほくそ笑む自民党という構図になっている。

まあ、これは、民主党が抱え込んでいた矛盾点が顕在化したもので、ある意味、政権奪取前に露呈して、幸いだったかも知れない。

まあ、元から反小沢だった前原元代表らは別格として、それ以外の反対派は、旧革新系なのではないのか?

つまり、きれい事だけを言っていれば、それで済んできた連中が、そのぬるま湯体質から抜けきれず、官僚の攻撃に、あっさりと攪乱されて騒いでいるようにしか見えない。

こういった民主党の弱点は、いずれ露呈したはずで、民主党は、今回の騒動の結末によって、政権担当能力を持っていると示さなければいけない。

今回の検察のやり様は、矛盾だらけだ。
以前から存在したやり方をしているだけの小沢周辺を、突然、理解に苦しむ根拠で逮捕したは良いが、全く同罪な自民党議員には、一切、手を出そうとしない。

自民党議員周辺が無罪ならば、小沢周辺も無罪である。

また、明らかに有罪ならば、今まで放置してきた検察は、極めて怠慢と言うことになる。
その責任は、誰が取るのか?

無党派な私からすると、今回の小沢周辺のやり口は、決して、誉められたものではないと感じている。
しかし、自民党に捜査の手が及ばないのは、理解に苦しむ。

また、政権を取ろうという党の内部に、きれい事だけを言って、報酬をむさぼっている税金泥棒にも等しい無用の輩が多数生息しているのも、言葉を失う。

現在は、自民党、民主党、官僚と、三つどもえの闘争の真っ最中なのだ。
そして、事態は、「何でもあり」の様相を呈している。

そんな中で、きれい事だけを言っている連中の存在は、民主党の汚点としか思えない。

この混乱で、国民の支持を失い、政権交代の資格を失うのならば、それは、端から、そんな資格を持ち合わせていなかったと言うことを、自ら証明することになる。

総選挙前に、それが分かれば、無駄な空白の期間を生まなくても済む。

だとすれば、今回の官僚帝国の逆襲撃の功罪のうちの、唯一の「功」が、この点だろう。

どっちつかずの無党派の一人として言っておく。
民主党が小沢以外の代表者だったら、絶対に、政権交代などは出来ないだろう。

なぜなら、私は、投票に当たって、民主党を候補にすら入れないからだ。
残る選択肢は、「おらが先生様」に投票するか、棄権するか、だ。
他の選択肢は、私には、存在しなくなる。

小沢を欠いた民主党など、官僚帝国に歯が立たないのは、分かり切っているのだから。
そんな政治的空白が許される状況ではない。

March 23, 2009

英語教育~話せるために~

さて、どうすればいいか?、である。
最大のポイントは、コミュニケーション・ツールであるという認識を持つことだと思っている。

おそらく、会話の相手は、日本人である私と会話したいのであって、英米に染まりきった私などとは、話もしたくないことだろう。

かのキッシンジャー補佐官(当時)は、ドイツ語訛りだったと聞く。
だから、堂々と、ジャパニーズ・イングリッシュを話せばいいはずだ。
よって、発音などは、これで、OK。

相手の意図を理解し、自分の意図を伝える。

これが、言語の目的だろう。

そのために、最初に必要になるのは、頭の切り替えだと思う。
英語とは、上級種族が話す高級語ではなく、魔法の呪文でもない。
相手も、日本人と何ら変わらないおっさんやおねえちゃんが、話しているのだから、まず、こちら側の気負いをなくす事が、必要だ。

英語だって、言語の一つに過ぎないのだ。

これだけのことで、現在、受験英語を習っている学生の多くは、「話せる」様になるはずだ。

簡単なことだが、これが、一番出来ていないと思っている。

後は、「英語で考える」ことだろうか。
私などは、英語を理解しようとすると、どうしても、日本語に翻訳して考えてしまう。
これを、やめなければいけない。

大量の英文を読み、何となく理解しておけばいい状況では、単語単位では、翻訳するが、文としては、翻訳せずに読んでいる。

たぶん、その操作は、拒否される、システムによって。
あなたは、しなければいけない、セット、オプション、あらかじめ。

こんな感じだ。
その結果、ちゃんと、Debianのqmailは、動作してくれた。
私にとっては、必要充分だった。

なので、次に必要なのは、翻訳することをやめ、何となく理解することだと思う。

readとあったら、「読む」と言う日本語をイメージするのではなく、読書でもしている状況を思い描く、と言うことだ。

あとは、ひたすら、英語に浸かることだろう。
頭の中で、英単語の意味するところをイメージとして捉え、英語で考える。

それを繰り返していけば、必ず、英語が、イメージとして捉えられるはずだ。

これは、学生時代に読んだ「英語で考える」(松本氏著)から得た知識だから、間違ってはないはずだ。

ま、松本先生(故人)のフルネームすら忘却の彼方である状況なので、話半分くらいかも知れないが。

米国に留学していたお姉ちゃんの言によると、留学して8ヶ月ほど経ったある朝、テレビのニュースを見たら、突然、意味のある言葉として、聞こえてきたそうだ。
それまでも、日常生活に支障はなかったそうだが、ある朝突然、「言葉」に変化したらしい。

その前の晩は、そうではなく、突然、そうなったらしい。

そのエッセイには、「英語脳」とか「英語耳」とか、書かれていた。
そうなるためには、8ヶ月の英語オンリーの生活が必要だった、と言うことなのだろう。

もう一度書く。
英米人が求めているのは、欧米思想に染まりきったアメリカ人もどき、ではなく、日本人としてしっかりとした見識を持った上で、英語を理解できる相手なのだ。

「ノブナガ・オダの存在が、日本の帝国主義に与えた影響は何か?」
こんな事、イギリスの大学では、平気で質問してくるらしい。
当然、その人なりのしっかりとした見識から来る、理路整然とした答えを返さなければいけない。

必要なのは、返事の流ちょうさではなく、内容だ。

ただ、内容と言っても、
「あ?何こいとんねん。筋違いや!…」
…でも、かまわないようだ。しっかりとした見識のある内容が、その後に続きさえすれば。

連中が求めているのは、議論が可能な相手であって、通訳などではないからだ。

英語教育に、一番必要なのは、まず、その勘違いを無くさないといけない。
まず、上記の二点から、チャレンジしてみてはどうだろうか?

ただ、英米の大学に留学するつもりならば、信長・家康は、もちろん、上杉鷹山についての、自分なりの見識を披露できる位、日本を知っていないと、相手にもしてもらえませんよ。

日本人ならば、当然知っておくべき事柄を、自分なりの理解で納めておかないと、相手にもしてもらえません。

真に「国際人」になりたいのならば、まず、普通の日本人になる必要がある。
その上で、ツールとしての言語の知識が、多少必要になってくると言う順番だ。
お忘れ無く。

英語の授業時間を増やすのはかまわないが、国際化への対応ならば、実は、国語や歴史の時間も増やさないと、「国際人」は、増えませんよ。

そうそう、この英語シリーズの最後として、書いておくが、中・高6年間は、こんな事一切忘れて、受験科目としての英語をひたすら覚え、大学に入ってから、学び直した方が無難だろう。
受験科目としての英語は、実際の場面で必要となる英語とは、全く違うものなのだから。

「基本は同じだから、全く無駄にはならない」
くらいの、軽い気持ちで、受験英語をマスターしよう。

自分の意図を伝える道具、ではなく、受験生を振り落とすための手段なのだから、同じものであるはずはないのだ。

これは、しっかり区別しておこう。

文科省の方針など、一切無視しておかないと、合格できませんぜ。
ネイティブ達が合格点を取れないのが、日本の受験英語のテストなのだから。

英語教育~そもそも~

私は、中学から大学まで、8年間英語の授業を受けた。
今ほどリスニングの試験があった時代ではないが、全く受けなかった訳でもない。
しかし、当然ながら、話せない。
Linuxの英語のドキュメントを、必死で流し読みしていたレベルである。

今の私にとっては、英語のWebページ、各種ドキュメントを読めれば、必要充分である。
未だに、パスポートを持っていない身としては、会話は不要だ。

会話が必要になったら、堂々と、日本語で押し通す。
英米人の多くは、日本語など覚えようとせず、「共通語」である母国語を押し通す。

同じ意味で、日本語を押し通せばいいと思っている。
連中の意味する「国際化」とは、「アメリカに合わせること」を意味しているのだから、私にとっては、一顧だにする必要なし、なのだ。

だいたい、どんな言語を話していても、怒っているのか、楽しんでいるのか、位は、伝わるものだ。
税関、現地の警官の職質など以外は、こちらの意志の全てを伝える必要を、感じない。
だいたい、日本人のほとんどは、「まともに英語を話せない」のだから。

これは、国民性も影響している。
たとえば、「あなたは英語を話せますか?」と聞いた時に、

「ばっちりです。どんな状況でも、ネイティブと同等です」

などと言いきれる人は、ほぼ皆無だろう。

あちらでの生活に支障ない人でも、「まあ、日常会話位は…」と言う返事になるはずだ。

ところが、米国などでは、日本語を話せる人は、いっぱいいる。
しかも、皆、自信たっぷりだ。
「アリガト。コニチワ。どうだ凄いだろう」
と、豪語してくれる。

ちなみに、どちらが、自分の意志を伝えられるか?は、日本人側は分が悪い。
会話において、一番大切なのは、相手の国の言語を流ちょうに操ることではなく、相手の意図をくみ取り、自分の意図を伝えることだ。

この点において、この豪語したおっさんの意図は明確だ。
フレンドリーで、自慢したくてしかたない、気の良いおっさんで、しかも、上機嫌だったようだ。
しかし、その質問を発した、可愛いアナの意図は、おそらく、おっさんに伝わってはいない。

ちなみに、日本語で押し通したあげく、意志が通じない事態になったらどうするか?

堂々と、

Can you speak Japanese?

と聞き、Noと答えようものなら、大げさに両手を広げ、

Oh! my GOD!

と、かましてやるつもりだ。

おそらく、その会話の場所は、日本なのだから、連中が、こちらに合わせるべきなのだ。
日本語を理解できるように準備しておくか、通訳を向こうが用意するのが筋のはずだ。

日本は、事実上、米国の属国であり、国際政治という面では、米国を無視しては、何も始まらない。
世界中で、英語を話せば、通じる機会が多いことも事実だ。

でも、私には、関係ない。

ちなみに、英語と母国語しか話せない外国人に、「その友人の職業は何か?」と質問し、理解して貰い、ちゃんとした返事を貰ったことがある。
立派にコミュニケーションがとれたと思っている。

場所は、深夜のスナック。相手は、出稼ぎに来ていた若くて綺麗なおねーちゃんだったが。
当然、指一本触れることなく、紳士的に会話を楽しんだ。
(だから、こんな場所で書ける訳だが)

会話にとって唯一必要なのは、熱意と気合いだ、と、この時以来、確信している。
この時は、相手の意志を理解したい、そして、こちらの意志を理解して貰いたい、という極めて強い熱意があった。
その結果、なんとか、目的を達成することが出来た。

それ以上の進展は、望んでいなかったので、その時は、これで充分だったのだ。
…いや、本当に。

March 21, 2009

センチメンタル

これは、株の世界の言葉のようだ。
日本の株式市場を的確に言い表しているらしい。

普通は、株価は、ファンダメンダルスによって決まり、ある程度は、国際情勢の影響を受ける。
しかし、日本市場は、センチメンタル、つまり、感情的な面からの影響が極めて大きい市場らしい。

米市場が上がれば、その何割か減で、日本も上がる。
反対に下がれば、それを上回る下がり幅で、日本も下がる。
欧州市場からも、米市場ほどではないが、無視できない影響を受けるらしい。
まさに今、この状況のようだ。

輸出関連企業は、自動車に代表されるように、裾野が広く、影響範囲も広い。
それは分かるが、全面安という展開が、どうにも、理解できない。

消費動向もそうだ。
公務員、年金生活者などは、あまり影響が無いはずなのだ。

強いて言えば、富裕層は、各方面に投資しているはずで、株価下落の影響も、ある程度は、こうむっているといえなくもない。
しかし、この層は、元々、生活資金を運用している訳でもなく、生活に困ってはいないはずだ。

つまり、日本人の何割かは、その必要がないにもかかわらず、何となく不安で、消費を押さえているようだ。

年金生活者の、将来への不安などは、今に始まったことではないので、今回の世界恐慌は、関係ない。

それが、端的に表れたのは、ETC車対象の千円高速だ。
五千円程度の公的補助も誘因となり、各地で、ETCが品切れになっている。

その効果で、昨日も、各地で渋滞を引き起こしたようだ。
GWは、あちこちのSAで、仮設トイレを大幅に追加し、「トイレ渋滞」に備えるらしい。

道路公団(旧称)からしたら、借金を棒引きにして貰って、その返済分を原資に当てているのだから、自分たちの腹は痛まない。

通行料収入が、1/3になったとしても、通行量が3倍になれば、チャラだ。
しかも、増えた分は、ほぼ100%ETC車なので、手間は増えない。

他にも、建ぺい率の緩和も、提案されている。
これは、100M2の土地に、どれだけの建物が建てられるかを規制したものだ。
建ぺい率200%ならば、100M2の土地に、延べ床200M2までの建物が建てられる。
敷地一杯までは建てられないので、3階建て位まで可能なはずだ。

これを、緩和し、高層ビル・マンションの建設を促そうという提案だ。

同じ土地で、緩和された分だけ余分に高くできるのだから、結局、1室辺りの原価は、安くできる。
つまり、建設増加への誘因になるのだ。

しかも、この政策に、経費は、ほとんどかからない。
国交相や政府が、政令なり通達を出せば済む。

それで、日本中の大都市で、建設ラッシュが起きれば、景気も、いくらかは上向く。
雇用対策にもなる。

これからの不況対策は、公共工事や各種補助金などの実弾ばらまきではなく、こういった、センチメンタル対策が、効果を発揮するのではないのか?

March 17, 2009

國破れて官在り

闇金も真っ青な阿漕な貸し付けが始まった。
そのやり口たるや、すさまじいもので、まさに、空前絶後である。

ある朝、アパートのドアに、1万円少々のお金が入った封筒が入れられていた。
自由に使っても良いらしい。
出所も明らかなので、飲み代に使ってしまった。

そして、2年後、通帳の残高を見て、言葉を失い、呆然と立ち続けた。
その通帳には、こう記されていた。

貸し付け利息 12万円

そして、翌年も、またその翌年も、引き落とされ続けた。
5年後、残高が不足し、引き落とし不能になった。
半年後、アパートを追い出され、ホームレスになった彼の姿が見られた。

これは、フィクションだが、全く根拠のない話でもない。

先頃、定額給付金の根拠となる法律が成立し、全国の自治体で、一斉に、配布作業が始まった。
当分先の自治体、日本一を目指し、さっさと配布した自治体。
様々である。
そして、テレビでは、降って湧いたあぶく銭を受け取って喜ぶ人々の姿が映っていた。

その影で、同じ位大事なニュースが、新聞の片隅で、こっそり掲載されていた。
それは、「総理、消費税増税に言及」である。
来る総選挙に向けて、公約の一つに、これを入れると言及したのだ。

これは、既定路線なので、うなずける言動だ。

冷え込んだ個人消費を暖めるために、定額給付金をばらまき、その財源として、消費税を上げるというのが、政・官の妥協点だったからだ。

で、仮に、3%上がるとして、対象支出が年に400万円だとして、1年に支払うことになる追加消費税額を、計算してみたものだ。
対象支出額が、200万円だとしても、年に6万円の追加支出となる。

1回こっきりのあぶく銭を貰ったために、これからずっと、年に6~12万円を払い続けなければいけない。

それが分かっていたら、定額給付金に、賛成しましたか?

トイチの闇金ですらやらない暴挙だ。
暴利の闇金でも、耳を揃えて返した金の利息までは取らない。

しかし、今回のやり口は、それをしたばかりではなく、未来永劫とり続けようと言う事なのだ。

今回の経済危機にたいして、定額給付金が、特効薬になり得るのならば、まだ良い。
そして、国の無駄な支出を、絞れるだけ絞ったあげくの苦肉の策ならば、納得も出来る。

しかし、こっそりと各種手当てを受け取り、高級官僚に至っては、渡りによって、億単位の生涯年棒を稼ぐ。
あげくに、財源不足と言われても、納得できる国民はいないだろう。

事実、消費税増税が俎上にのぼる度に、時の政権を揺るがしてきた。
そこで打った搦め手が、
「定額給付金を認める替わりに、その財源としての消費税増税」
なのだろう。

目先のあぶく銭で国民の目をだまくらかし、信者向けのパフォーマンスをしたいだけの公明党の顔を立て、そして、「財源」と称して、念願の消費税増税を果たす官僚。

先ほどの問いの解説をしよう。
「それが分かっていたら、定額給付金に、賛成しましたか?」

こんな事は、新聞・週刊誌のあちこちで書かれていたことです。
私が考え出した画期的な情報でもなく、ネットの裏の裏をあさった極秘情報でもありません。

財務官僚の救世主が、ひょんな事から大臣を兼務している今こそ、財務官僚にとっての千載一遇の好機なのである。

荒れ果てた国の有様を見て嘆いた杜甫のように、呆然と嘆くことにならねば良いのだが。

…そして、官は普遍である。

March 05, 2009

小沢代表秘書逮捕~パンドラの箱の中身は~

まあ、与党も、検察に一杯食わされたんだろう。

直接の狙いは、間近に迫った総選挙に向けた、民主党への裏攻撃のつもりだったはず。
最近は、国策調査ばかりやっていた地検特捜部だから、官邸筋は、思うように操れる手持ちの駒、位の認識で、民主代表に手を出させたんだろう。

しかし、連中を操っていたのは、その裏だったようだ。

少し前に、総務相をそそのかして、郵政民営化の逆回しを画策していた連中が、今度は、民主党にも手を伸ばしてきたと言うことなのだろう。

与党の思惑と異なり、連中の真の狙いは、全ての改革の抹殺、と思える。

今回の逮捕劇は、極めて脆弱な根拠によるものだ。
おそらく、秘書の行動は、すれすれにせよ、合法の範囲内だったはず。

逮捕の根拠は、やりとりの前後における心の持ちようという。

つまり、禁止されている、企業から政治家本人への迂回献金であり、それを承知していた上での違法なやりとりと断定し、逮捕に踏み切ったものらしい。

これは、極めて危うい根拠だ。

金の流れは、すれすれながら合法。
違法なのは、それをあらかじめ承知していたか?に絞られる。

こんな根拠で、立件しうるのか?

これが有罪になるとしたら、有りとあらゆるすれすれの行為を、有罪に出来ることになってしまう。
今回の件は、検察の横暴であろう。

最初は、高笑いをしていた自民党議員だったが、その波紋が、自分たちにも直接及ぶと知り、震え上がっているようだ。

事ここに至って初めて、検察というか、官僚の意図に気がついたようだ。

そう、連中は、自分たちの不可侵であるべき王国に手を出し始めた低学歴のバカ共の粛正を始めたのだ。

これに立ち向かえるのは、国民の代表である国会議員しかいない。
はたして、その中の誰が立ち上がるのか?

…いると良いのだが。

すでに、パンドラの箱は、開けられてしまった。

伝説によれば、その箱から、有りとあらゆる悪が飛び出してきて、世界中に広まってしまった。
そして、最後に、希望という名の小さな光が残っていた。
そう記されている。

今回の箱に残っているものは、何なのか。
興味が持たれる。

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