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August 18, 2009

小泉改革、是か非か

その前に、最近のマスコミが全く報じない前提条件について書く。
郵政民営化と、構造改革について、である。

【郵政民営化】

その目的は、財政投融資の透明化にあった。
この財投は、第2の国家予算と呼ばれ、正規の国家予算に匹敵する規模を持ちながら、やり方次第では、国会の議決が不要だった。
そこで、それをいいことに、自民党と官僚が宜しくやって、自分たちに都合のいいように、使っていた。
つまり、「自民党と官僚の財布」だったのである。

これこそが、自民党の力の源泉であり、腐敗の温床だった。

それを無くすため、まず、原資を無くしてしまおうというのが、郵政民営化の本当の理由であり、小泉一族の悲願だった。

民営化された結果、JPは、その運用を、国債や公債などの購入で行うようになり、「郵貯マネー」は、正規のルートを流れるようになった。
自民党や官僚の資金の流れが明らかになり、「埋蔵金」などの隠されていた問題点が明らかになった。
そして、自民党は、ゆっくりと、その力を失っていった。

これは、間違いなく、民営化の功績だ。

次に、問題点であるが、これは、まだ、顕在化していない。
政府が、唯一の株主だからだ。

巨額の郵貯・簡保マネーを虎視眈々と狙っている勢力は多い。
その最たる者が、米国を中心とした巨額ファンドなどの連中だ。
JPの株が一般公開されたら、一気に買いあさり、その巨額のマネーを懐に収めようと、虎視眈々と狙っている。
しかも、毎年、日本への要望としてあげており、隠そうという気持ちすらない。

これが、民営化の最大の問題点だろう。

最後に、みんな知っている問題点だが、分社化の弊害とかいろいろあるのだが、この点だけは、マスコミで報じられることが多く、割愛する。

【構造改革】

格差の拡大とか、地方の疲弊とか、いろいろあるのは、報道の通り。
しかし、いい悪いのずーーーと前に、

「当然やらねばならないことだった」

と言うことは、承知しておかないといけない。
国も地方も、限界に来ていたのだから。

問題は、やり方なのだろう。
小泉・竹中路線には、いくつかの問題点はあるのだろうが、その全てが間違っていた訳ではない。
地方へ財源を移行するなどと言うことは、そもそも、憲法にうたってある、地方自治の概念を実現するものであり、時代の必然だ。

実は、その流れを、変えてしまったのは、官僚達なのだ。

三位一体の改革と言いながら、地方へ渡すべき財源は抱えたまま、痛みだけを地方に先行して押しつけた。

これでは、地方が破綻するのは、当たり前なのだ。

しかし、小泉元首相は、「民営化した」「改革を断行した」という建前だけを重視し、その中身は、さして、気にもとめなかった。

まあ、一理はある。
建前だけでも民営化しておけば、あとは、自然と変わっていくはずだからだ。

しかし、いくら何でも、度が過ぎていたようだ。

つまり、構造改革の結果のうちの悪しき面は、小泉・竹中改革の失敗ではなく、詳細を無視した結果であると考える。

国の財政のプライマリーバランスの健全化など、議論するまでもない、当然の政策だ。
やるかどうかなど、考えるまでもない。

国の財政が悪化したのは、景気対策の一環として、小渕内閣が行った大盤振る舞いに端を発している。
それを、「出口戦略」もないままずるずると続けてきたやり方にあった。

よって、どこかでそれをやめる必要があったのだ。
小泉内閣は、それを、断行したに過ぎない。

【小泉改革、是か非か】

ここまで来て、初めて、是か非かの判断が始まる。
上記の流れを読んで、

「こいつは、小泉信者か?」

と思った人は多いと思う。
しかし、実態は違う。好きでも嫌いでもない。
ただ、マスコミの報じない事実を列記したに過ぎない。

で、確実に言えることは、小泉元総裁は、
「自民党をぶっ壊す」
という公約を立派に達成したと言うことだ。

それが、彼の目的だったかどうかはさておき、有言実行だったことだけは間違いない。

民主党政権が誕生した暁には、小泉元総理に、足を向けて寝ないように。

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