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May 11, 2010

重職心得箇条1 大臣の資質

 重職と申すは、家國の大事を取計べき職にして、此重の字を取失ひ軽々しきはあしく候。
大事に油断ありては、其職を得ずと申すべく候。先づ挙動言語より厚重にいたし、威厳を養ふべし。
重職は君に代るべき大臣なれば、大臣重ふして百事挙るべく、物を鎮定する所ありて、人心をしつむべし、斯の如くにして重職の名に叶ふべし。又小事に区々たれば、大事に手抜あるもの、瑣末を省く時は、白然と大事抜目あるべからず。斯の如くして大臣の名に叶ふべし。凡そ政事名を正すより始まる。今先づ重職大臣の名を正すを本始となすのみ。

(口語訳)

 重職(重役)とは国家の大事を処理すべき役職であって、その重の一字を失い、軽々しく落ちつきがないのは悪い。
 大事に際し油断があるようでは、この職は務まらない。まず挙動言語から重厚にし、威厳を養わねばならない。
 重職は主君に代って仕事をする大臣であるから、大臣が重厚であってはじめて、万事うまくいくし、物事をどっしり定めるところがあって、人心を落ちつかせることができるものである。それでこそ重役という名に叶うのである。また小事にこせついていては大事に手抜かりがでてくる。小さなとるに足らない物を省けば自然と大事に抜け目がなくなるものである。このようにして初めて大臣という名に叶うのである。およそ政事(まつりごと)というのは名を正すことから始まる。今まず重職大臣の名を正すことが政事の一番の本であり始めである。


 真っ先に鳩山首相が思い浮かぶ。そして、この警句がまさに当てはまってしまうことに気がつく。
鳩山首相は、おそらく、人間としては、悪くはないのだと思う。いや、むしろ、善人に属するのかも知れない。
しかし、総理の資質、と言う面からすると、明らかに落第点を付けざるを得ない。その根拠が、まさに、上記の文である。

 誰しも、自分を育てようとすれば、自分の現実を顧みて反省し、理想との違いを明らかにしなければいけない。
そして、理想の自分を具体的に思い描き、そうなれるように願わねばならない。
出来るだけ具体的にイメージできれば、少なくとも、その理想に向かって近づくことが出来る。

 鳩山総理がまずしなければいけないことは、この第1条を繰り返し読み、重臣と成れるように思い描くことだ。。
他の閣僚は、それ以下なので、もっと猛省する必要がある。

 次期総理候補と言われている菅副総理だって、谷垣総裁だって、現状では鳩山総理以下なのである。
総理の椅子を狙う前に、まず、自分の器を磨かねばならない。
話はそれからだ。

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