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« 中国と決別する日 | Main | 頭皮を洗って出直せ »

September 27, 2010

中国が失ったもの

日本ばかりではなく、国際的な信用である。

今回の問題が起きるまでは、東南アジアの一部の国以外は、中国は、「したたかな国」「タフな国」と思われていた。
しかし、この事件以後、領土問題を抱えている国々は震え上がった。

「アメリカがバックについていて、あれだけの経済力がある日本ですら、ああなのか」
、と。

いまでは、「あこぎな国」という認識だろう。

自分勝手な主張を押し通し、絶対に謝罪しない。
自分のこうむる不利益には、徹底的に戦い、自分の利益は、恥も外聞もなくかき集める。

そして、「危なくて、おちおちつきあっていられない」と感じているのではないだろうか。

GNPが、世界第2に躍り出ようとしている今、とんでもない数の国民を抱え込んでいる中国とは、経済的には、無関係ではいられない。

しかし、リスクも決して小さくないことを、今回の事件から学んだはずだ。

中国は、周辺の国々と、対等で友好的な関係は、当分築けないことだろう。
これが、今回、中国が失った最大のもの。

次には、日本の経営者の信頼を失ったようだ。

中国では、最近、労働者のストが多発している。その結果、賃金が上昇し、デフレ日本の要求に答えられなくなってきている。

その結果、既に、中国での生産を縮小し、タイなどの別の国での生産に移りつつある。
その流れの中での、この事件だ。

日本の経営陣は、「中国リスク」を再確認し、この流れを加速させるはずだ。

トヨタでは、既に、対策が練られているそうだ。
レアアースも、代替え部品の開発を進め、当座の入手先も多角化を図ろうとしている。
トヨタは、既に、「中国リスク」を承知していたようだ。

日産も、マーチは、インド製だ。おそらく、似たような見方をしていたのだろう。

中国のとるべき手だては、早急に事態を収拾し、風化させることだ。
そうすれば、お人好し揃いの日本人経営者達だから、また、対中国投資を、増やそうとするかもしれない。
しかし、中国は、追い打ちを掛けてきた。
これを、「墓穴を掘る」と言うのだが、中国では、そう言わないらしい。

日本の弱腰外交がばれた、と言う意見もあるようだが、これには否定的だ。
だって、そんなの、とっくに世界の常識なのだ。
戦後の日本が毅然とした態度で、外交問題に臨んだことなど、ありますか?

少なくとも、私の記憶にはない。

今回の事件で日本が失ったものよりも、中国の失ったものの方が遙かに大きい。

これが、私の感想である。

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