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December 22, 2010

重職心得箇条7.度量

(原文)

衆人の厭服する所を心掛べし、無利押付の事あるべからず。苛察を威厳と認め、又好む所に私するは皆小量の病なり。

(口語訳)

 衆人が服従することを厭がるところをよく察して、無理押付はしてはならない。きびしく人の落度などを追求することを威厳と考えたり、また自分の好むがままに私したりするのは、皆人物の器量の小さいところから生ずる病である。

出典:本章冒頭トピック参照


これは、重職にある者だけではなく、組織のリーダー全てに当てはまる警句だろう。

「厭服」つまり、嫌々服従すると言うことは、仲良しクラブの類ではなく、ビジネスの場なのだろう。
ほとんどの組織は、嫌々仕事をしていることを、公には認めないところが多く、そう言うことを公言してはばからない部下を、「意欲に欠ける」とか評して、マイナスなイメージを持つことが多い。
ところが、一斎先生、そう言う傾向を認めるどころが、重職側が配慮せよ、と言っている。この重職心得箇条が、非現実的な啓蒙書などではなく、現実に即したアドバイス集であることを、裏付ける一文だと思う。

「苛察を威厳と認め」は、かなり難しい要求だ。だらけて規律に欠けるのは論外だろうが、さりとて、厳しすぎてもいけない。当然、その中庸を良しとするはずだ。だが、ここで言っているのは、そう言うことではなく、
「厳しいフリをしていれば、格好が付く」類の体面を保つ行為を戒めているのだと思う。

「厳格にするのはいけなくて、柔らかに接しなさい」などと言っているのではないことに注意。
あくまでも、厳格に対処することを威厳と勘違いするな、と言っているに過ぎない。

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