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May 21, 2011

重職心得箇条12.定見

(原文)

大臣たるもの胸中に定見ありて、見込たる事を貫き通すべき元より也。然れども又虚懐公平にして人言を採り、沛然と一時に転化すべき事もあり。此虚懐転化なきは我意の弊を免れがたし。能々視察あるべし。

(口語訳)

 大臣たるもの胸中に一つの定まった意見を持ち、一度こうだと決心した事を貫き通すべきであるのは当然である。しかしながら心に先入主、偏見をもたないで公平に人の意見を受け入れ、さっとすばやく一転変化しなければならない事もある。この心を虚しうして意見を聞き一転変化することができない人は、我意が強いので弊害を免れることが出来ない。よくよく反省せられよ。

出典:本章冒頭トピック参照


まず、現在のお歴々には、これがない。

定見とは、それまでの学習と人生経験によって築き上げられるものだろう。
当然ながら、学習とは、大学までの勉強に限らない。社会に出てからも、折に触れて、学んで来た事全てを指す。

これは、ただ、本を読んだだけでは駄目だし、人の話を漫然と聞いていただけでは駄目である。
真摯に学ぶ態度と時機を得ないと、蓄積されていかないものだと思う。

しかし、なまじ正しい正見を持つと、それに固執し、容易には、直せなくなる。
ここで言われているように、「虚懐公平」に人の意見を入れられるか、は、なかなか難しい。

相手が、自分よりも目下だったり、若年だったりすると、至難の業となる。

かくして、功なり遂げた者による「老害」が、発生する。

定見の無い指導者に率いられるのも、過去の成功に固執する老害も、等しく組織の危機である。

もちろん、「虚懐転化」とは、唯々諾々と周囲に従うのとは、全く違うので、お間違えの無いように。

……聞いてます? 某総理さま。

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