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May 28, 2011

重職心得箇条13.釣合

(原文)

政事に抑揚の勢を取る事あり。有司上下に釣合を持事あり。能々(よくよく)弁(わきま)ふべし。此所手に入て信を以て貫き義を以て裁する時は、成し難き事はなかるべし。

(口語訳)

政事においては抑揚の勢とて、或いは抑えたり、或いは揚げたり調子をとらねばならぬことがあり、また部下上下の間に釣合を持たねばならぬこともあって、よくよくこれをわきまえねばならない。このところを充分心得たうえで、信を以って貫き、義を以って裁いていけば、成し難い事はないものである。

出典:本章冒頭トピック参照


6条の公平と、若干バッティングする内容である。
公平を旨としながらも、時には、バランスを考えて、対処しなければいけないと説く。

じゃあどういう場合に公平にして、どういう場合にバランスを取るのか。
その答えが、「信を以て貫き義を以て裁する」と言う事なのだろう。

自らの中の「信」「義」をよりどころに、ケース・バイ・ケースで対処していかなければいけない、と言う事になる。

組織の中の人間関係というのは、無数のパターンがあり、状況がある。
頑なに「公平」を貫く硬直的な対応もいけないし、柱となるべき信念を持たずに、バランスだけを取っていてもいけない。
まさに、日々刻々変化していく「水物」なのだろう。

幕末を目前に控えた時代にあって、幕府の重要な部門を任されて、人間関係の荒海を渡らざるを得なかった一斎先生の、過去の苦渋の日々が偲ばれる。

論語、朱子学に凝り固まった時代にあって、一斎先生の柔軟さ、現実主義的側面がうかがい知れる一条となっている。

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