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June 18, 2011

重職心得箇条15.風習

(原文)

風儀は上より起るもの也。人を猜疑し、蔭事を発(あば)き、たとへば、誰に表向斯様に申せ共、内心は斯様なりなどなど、掘出す習は甚あしし。上に此風あらば、下必其習となりて、人心に癖を持つ。上下とも表裡両般の心ありて治めにくし。何分此六かしみ(難しみ)を去り、其事の顕れたるままに公平の計ひにし、其風へ挽回したきもの也。

(口語訳)

風儀というものは上の方から起ってくるものである。人を疑ってかかり、隠されている事まで発き、例えば「誰某に表向このように言ったけれど、実はこうなのだよ」などとほじくり出す習いは非常に悪い事である。上にこのような風儀があれば、下は必ず見習い、人心に悪い癖がつく。上下ともに心に表裏が出来、治め難くなってくる。従ってこのようなむつかしみを去り、その事の現われたまま正直に公平にやれるようその風へ挽き回したいものである。

出典:本章冒頭トピック参照


これは、難しい。誰であっても、至難の業ではないだろうか。

組織にあって、それなりの地位にある時、大なり小なり、最下層の者には言えない「オフレコ」が生じてくるものである。
そう言う状況では、表向きは建前を言い、上層部で本音で話し合うという事が起きがちである。

それは、一概に悪い事と即断はできない。

それなりの規模の組織にあって、さわやかな風が吹き通るような透明な組織など、滅多にあるものではない。

ただ、それではいけない、と、一斎先生は説く。
うーむ、まさに、その通りである。

上層部だけのオフレコは組織に必要、なのではなく、「必要悪」であると、肝に銘じる必要がある。
良い悪いで言えば、悪い事、もしくは、良くない事に分類される事なのである。

組織の風通しが悪くなれば、空気は停滞し淀む。淀んだ組織は、活力を失い、滅びへの道を歩き始める。

それを避け、風通しを良くするためには、この点に留意せよ、と言う事なのだろう。

うーん、忘れないでおこう。
内閣の面々の悪口を書いている場合じゃない。今回は。

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