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February 01, 2012

日本経済のこれから

……を、考える上で、押さえておかないといけない点を中心に書く。

まず、今までの流れを書いておこう。

1.鎖国故に、唯我独尊でいられた時代
2.国を開き、列強に追いつく以外、生きる道がなかった時代
3.戦禍から立ち直る以外、生きる道がなかった時代
4.アメリカの庇護の元、ひたすら経済を立て直すことだけを考えていればよかった時代

そして、今、というところだろう。
1~3まではいい。すでに、歴史の一コマとなっているし、その評価者は、歴史学者の手に移っている。

問題は、4の評価だ。時代は、高度成長とひとくくりにされている頃だ。
この点についての客観的な見方が、欠けているのではないか?と考えている。

まず、「アメリカの庇護の元」という視野が欠落している。
これがあったから、当然考えるべきだった国防という経費を、無視することができた。
GDPが世界2位になっても、考えられないくらい少ない防衛予算でも、国が侵略される心配は無かった。
しかし、いまのアメリカには、そんな余裕も度量もない。

かつては、共産主義陣営に対する橋頭堡として、日本が資本主義陣営にあることが、アメリカにとって不可欠だった。
そして、その必然性は、冷戦の終結とともに、消えて無くなった。
アメリカにとって、これからの日本は、資本主義陣営の一員でありさえすればそれで良く、最前線として、米軍基地を置き続けることさえ出来れば、必要十分と考えていることだろう。

もう一つは、地域的な偶然が重なっていたという点を、忘れている。
アジア全域を見た場合、主要国は、ロシアと中国だろう。
ロシアは、主に、敵陣営のボスであるアメリカを向いていたし、共産主義故に、日本経済とは、直接、関わってこなかった。それに、ロシア自身も、ロシアは、アジアではなく、ヨーロッパの国と考えていることだろう。

残るは、中国だ。

中国を「アジアの臥竜」として見たとき、東南アジア諸国との共通性がある。
それは、いままでは、経済成長出来る環境ではなかった、という点だ。

国によっては、植民地だったり、戦乱が続いていたり、中国のように、共産主義故に、日本との経済的な関係が薄かったりした。

よって、これらの国々が、経済面で、日本のライバルにはなり得なかった。

つまり、日本は、周囲の国々が、経済発展できる状態でないうちに、一人のほほんと、金儲けすることが可能だったのだ。

それが、戦後の復興期と重なり、俗に、「高度経済成長」と称される時期を経験することが出来た。

そして、様々な「ショック」を経て、今に至っている。

さすがに、「バブルよ、再び」と考えている人は少数派だろうが、経済が持ち直すのを、期待している人は、多いと思う。

しかし、そんな時期は、決して訪れることは無いと、断言しておこう。
なぜなら、高度成長からバブルに至る一連の日本経済の黄金期は、上記の二点、つまり、アメリカの庇護とアジアの停滞期が重なって、もたらされたもの、だからだ。

これからは、どちらも、あり得ない。

中国、韓国、どろこか、東南アジア諸国が、先を争って、経済成長しつつある。
これらの国々は、今までのような「後進国」のままではない。

これからの日本は、世界から見たとき、アジアの「少し先に発展した国」でしか無くなるだろう。

この視点をもって、日本の将来を、考えていないといけない。

「景気がよくなるのを待つ」など、噴飯ものであることを、まず意識しないと日本の未来はない。

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