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December 25, 2012

自民党大勝の裏にあるもの

もちろん、小選挙区制の弊害が一番に上げられるだろう。
あとは、民主党の一人コケと、第3極が受け皿になれなかった事、か。

そのうちの小選挙区制の弊害について、である。

小選挙区制は、2大政党性を促し、それ故、大量の死に票を生む。
その死に票を減らすべく、比例代表並立制という、全く別のシステムを無理矢理くっつけて、「死に票対策」とうそぶいているのが、今の衆院選挙だろう。

……それはいい。元の中選挙区制にだって弊害はあるし、どっちもどっちだろうからだ。その大量の死に票が、今回の様に民意とは言い難い結果を生むとしても、だ。

ただ、今の小選挙区制がうまくいっていない事は、指摘しておきたい。

そもそも小選挙区制は、国民の意見が、大まかに二分されている国でうまくいくシステムだ。
アメリカなどは、民主党、共和党の二つが拮抗し、政権交代が頻繁に起きている。だが、今回の日本の様な、民意とかけ離れた結果は、まず起きない。
それは、アメリカに置いては、重要な論点、小さな政府・大きな政府、保守・革新、銃規制賛成・反対などで、それぞれのグループに分けた場合に、
「こっちの政策はこっちのグループだが、あっちの政策では、反対のグループ」
と言う事が起きにくい状態にある様なのだ。

つまり、二大政党制がうまくいっている国に置いては、国民の意見をおおざっぱに捉えた時、二つに大別できる事が多いと指摘されていた。
(中日新聞の論説。詳細は忘却の彼方)

しかし、日本に置いては、二大政党だった民主・自民は、基本となる考え方は大差なく、枝葉末節において、多少の違いがあった位のものだった。
だから、その時の気持ち次第でどちらに投票したとしても、結果に大した差はなく、お気軽に投票してしまうのだろう。

この差は、どこから来るのか?

本来、自民党と民主党で、大した違いがないはずはないのだ。
自民党は、憲法改正を党是とする保守政党で、官僚におんぶにだっこして、自分の選挙区への利益誘導を重要視する政党である。
それに対し、民主党は、「自民党政治へのアンチテーゼ」として成立している側面を持つ。成立の経緯から、保守勢力と革新勢力を内包し、官僚組織と敵対しがちである。
このように、全く違う性格を持つ「二大政党」だったのだ。
それが、なぜ、「似た様なもの」となってしまったのか。

それは、日本が、「官僚統治国家」であるからだ。

自民党は、そもそも、官僚におんぶにだっこだから、波風は立たないので、見かけ上、うまくいっている様に見える。

民主党は、その体質から、真正面から官僚に立ち向かい、木っ端みじんに粉砕されたあげく、白旗を揚げて、官僚の軍門に下った。
だから、「だらしない」と言った印象を受けるのだ。

つまり日本とは、事実上日本を支配している官僚組織と、それを良しとしない国民からなっている国と言える。

この体制を変え、国民が望む国にするためには、「まず憲法改正」などではなく、政権奪取後直ちに、公務員をクビに出来る法律を成立させ、政治の実権を政治家の手に取り戻す事だ。
これ以外に、国民が信頼できる政治体制になる方法は無い事だろう。

その後は、日本人自身の意識改革が待っているんだよ。

「お国に任せておけばいい」と言うじいさんばあさん。
「結局変わらないじゃん」という逃げゼリフを箴言みたいにほざく若者。
こいつらこそ、変わらなければならない日本の病巣なのである。

念のため書いておくが、「ニュースをしっかり見て、真剣に政党を選んでいるじいさんばあさん」や、「真剣に国の未来を憂えている若者」らを、「病巣」とひとくくりにしているわけではない。お間違えなく。

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