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March 11, 2014

日中関係~中国からの視点~

まず池上彰がTVで指摘していたことである。

日本人がよく見かける天気予報の地図、つまり、北が上に描かれている地図を見ていては、中国の意図がわからないということである。

そこで、世界地図を45度左回転させて、中国を下にしてみる。地図の上は、東になる。

そこで、中国の悲願、太平洋への進出を検討してみる。海洋国家を目指す中国からすれば、選択の余地のない、当たり前の方針だ。

最初に目に入るのは、日本列島である。邪魔でしょうがない。だが、日本本土に手を出せば、アメリカが黙っていないのは、火を見るより明らかである。将来はともかく、現状でアメリカと事を構えるのは、愚かである。
さりとて、日本列島を北に迂回するのは駄目だ。ロシアが牛耳っているからだ。唯一の友好国と言えるロシアを敵に回すわけにはいかない。

必然的に、中国の目は、日本列島の右、つまり、南に目がいく。
こちら側ならば、歴史的に見ても、いちゃもんを付ける余地がある。

ルートは二つ。南沙諸島を通るルートと尖閣諸島を通るルートだ。
当然、中国はこのルート確保に向け、体裁をかなぐり捨てた態度に出ている。

つまり、中国からしたら、太平洋へ出るルートは、この二つ以外にないのだ。

もちろん、通常の航行ならば、現状で問題ない。しかし、有事の際に、中国の太平洋艦隊を航行させようとすれば、日本やアメリカが黙って通すはずはなく、中国からすれば、現状では、「艦隊の通行ルート」と言い切れない要素がある。

よって、「軍事大国で海洋国家」を目指す中国からしたら、国際的に何を言われようが、この二つのルート確保は、国家の存亡をかけた死活問題なのである。

次に、中国から見た日本の立ち位置である。ここからは、池上彰視点では無い。

中国から見れば、自分の国は、第2次大戦前後、つまり、清朝末期に、一時的に世界の大国という地位を追われたが、このごく短い期間を除けば、紛れもない「世界の大国」であると思っているだろう。
事実、日本の治世者は、何千年も前から、時の皇帝に使者を送ってきて、朝貢外交を行ってきた。

つまり、中国からすれば、日本は、中国が一方的にその存在を認めてやっていた東方の小国に過ぎない。

一時期の弱体化した期間に、朝貢の相手を変え、アメリカにすり寄っているが、何千年の歴史を持つ中国からしたら、ここ最近の一時的な対応に過ぎない。敗戦国日本からしたら、やむを得ない対応という感覚もあることだろう。

中国からしたら、歴史的にみて、今なお「存在を認めてやっていた小国」に過ぎないのだ。

だから、かつての地位、つまり、「世界の大国」という自信を取り戻した中国にとり、日本などは、アメリカの出先機関に過ぎず、まともに取り合う相手ではないのだ。

おそらく、中国にとっての日本は、その経済力・技術力に魅力は感じるものの、国としては、アメリカの属州程度の認識なのだろう。

こういった点を踏まえて、中国の出方を探らないと、おそらくは、認識を間違えるだろう。

「日本より50年ほど遅れて発展し始めた後進国」などと考えていたら、とんでもない事態になりかねないと思っている。

念のため書き添えるが、私は、中国崇拝者では無いし、アメリカ教の信者でも無い。当たり前の日本人である。

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