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September 18, 2014

イモリ

仕事場の窓に、イモリだかヤモリだかがやってくる。区別が付かないので、とりあえず「イモリ」としておく。

夜になると、窓から漏れる灯りに誘われて、蛾などの虫がやってくる。その虫を狙って、イモリ君が這い上がってくるのだ。

ここのところ涼しくなったためか、滅多に顔を出さないが、夏の盛りの頃には、毎日のようにやってきて食いまくっていた。そのせいか、どことなく腹が出ているように見えなくも無い。

このイモリ君、窓の内側からの攻撃は全く想定していない模様で、窓に腹をくっつけて、無防備にさらけ出している。

この様子を見ていると、「何にも考えていないんだろうなぁ」と思えてくる。
まあ、人間以外、みんなそうかもしれない。

おそらく、イモリ君の頭の中にあるのは二つ。

一つは、「生き延びること」。食うのもそのうちの一要素。他には、安全なねぐらだとか、冬眠の場所の確保などなど。イモリ君自身も、えさであるのだから、油断をすれば、即食われると言うことになっている。

二つ目は、子孫を残すこと。

まず、この二つだろう。

子孫については、繁栄させるために、知恵を絞っている。
母親が自分で育てられる能力を持っている場合は、それこそ体を張って育てようとする。その能力を持っていない場合は、数多く生むことで、子孫が生き延びる可能性を増したり、遠くまで運ばれる工夫をして、生き延びる可能性を増やそうとしている。

はたして、人間はどうなのだろう。

まあ、上の二つは、動物の基本であるが故に、そのまま当てはまる。
でも、高度に発達した社会で暮らしてるために、上記の基本以外の要因が絡んでいて、ややこしくなっている。

食って生きながらえて育ち、子孫をはぐくみ、年老いて死んでいく。

これだけのことなのに、生存することに危機感を覚えない個体においては、「生きる意味」など、余計なことを考え出して、動物としての能力を衰えさせたりしている。

つがいの相手の選定もそうである。本来なら、食物を多く確保できたり、外敵から守れる力の強いオスをメスは選ぶはずなのだが、顔面の皮膚の凹凸具合にこだわったり、オスの占める集団内の地位にこだわったりする。
それをもたらしているのが、高度に発達した社会でのインフラと金なのかもしれない。

金があれば、生きていくことも、その生を守ることも容易だし、子孫を繁栄させることも簡単だ。

よって、メスがオスを選ぶ選定基準に、印刷した特定の紙切れの数の多さや、手にはできない仮想的な権利などが採用されるようになっている。

先のイモリ君などは、集団で生活しないので、話は簡単だが、人間は、集団行動を指向する場合と、個別での行動を指向する場合があるので、話は複雑になってくる。

だが、社会の現状を見ていると、「人間は社会性を持った動物である」などとは、お世辞にも言えなくなってくる。

ごく少数の人間は、自分や家族を投げ捨ててでも、社会に尽くそうとしているが、大体は、利己的に行動する。

「いや違う、親は子を、命がけで守るではないか!!」

と言う意見を言う人がいるだろうが、私は違うと思う。
人間にとっての「個」とは、社会的に見れば、「家族」なのだと思う。

家族が最小限の単位として存在し、その「個」が確立されている場合は幸せを感じ、そうで無い場合は、不幸と考えているように思える。

つまり、時に自分自身をなげうってでも守ろうとするのは、家族に限られる、と言うことだ。
これ以外の集団を、命をなげうって救った例は、まれにしか存在しない。

戦国時代、太平洋戦争など、国や大名などの上層部は、もっともらしい理屈をこねるが、実際に戦う兵士たちは、無理矢理集められて戦わされていた人たちがほとんどである。

唯一例外的なのが、幕末の志士たちの行動だ。
中には家族を捨て、日本の未来のために戦った人もいたことだろう。

まあ、それ故、後世の私たちの琴線に触れ、繰り返しドラマとなっているのかもしれない。

要するに、人間など、家族単位でしかものを考えられない、狭い視野しか持たない小さな存在でしか無いと言うことだ。しかも、家族や小さな集団で生活するのは、人間に限らない。

ただ、「日本が全て不幸で、自分の家族だけが幸せ」などという状態は、まずあり得ないのだから、ちっぽけな人間なりに、少なくとも、自分の家族の周りだけは、配慮して生活したいものだ。

それ以上の大きな視点からの発想は、現状の日本人には荷が重いと言わざるを得ない。

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