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October 21, 2014

新聞の落日

別に、朝日の誤報問題を言っているのでは無い。あれは、凋落を後押ししたに過ぎない。そもそも、新聞の凋落は、かなり前から始まっていたのだ。

社会人にとって、新聞に目を通すのは、基本中の基本である。
情報が命、みたいな職場では、朝読毎(私は、ちょうどくまい、と呼んでいる)の全国紙3紙に日経を加えて、4紙に目を通す人は、かなりいることだろう。大きなニュースはどの新聞でも載っているが、扱いや見解が微妙に違い、それらを一通り知っておかないと、クライアントの意向を間違えたりしかねないのだ。

加えて、新聞を読むことそのものに意義がある。今日び、ニュースなんぞは、新聞に限らず、どこからでも手に入る。ネットだけでニュースを見ている人は、年々増えていることだろう。
にもかかわらず、新聞を読むことの意義は、いっこうに減っていない。

それは、活字の方が頭に入りやすいということに加えて、新聞の方が詳しいからだ。出来事の前後関係や背景まで言及していることさえある。
きわめて専門的な内容以外なら、新聞に目を通しておきさえすれば、会話に困ることはまず無い。
相手の方が詳しければ、その人に聞けばいいのだ。

でも、「そんな事件ありましたっけ?」では、相手にして貰えない。

そんな大事な新聞なのだが、その凋落ぶりは、目を覆わんばかりである。

これは、おそらくは、記者クラブの弊害なのだろう。

昨今の新聞記者は、ほとんど取材をしない。
各官庁の記者クラブに居座り、各省庁が垂れ流す「大本営発表」を記事にしているだけなのだ。地方局に至っては、地域のニュースの写真はおろか、記事に至るまでその地方公共団体の職員に書かせたりもするらしい。
もはや、「ジャーナリスト」とは呼ばないのではないか。

これは、外電をAPや共同などの通信社に依存するのとは、異次元の問題だ。

きちんと情報網を張り巡らし、きちんと取材し、高い見識を持って記事を書く。

そう信じるからこそ、毎月、新聞代を払って、届けてもらっているのだ。

そうそう、頑張っている部署もある。
大雪が降った時などは、届かない場合を想定して、複数のルートで同じ新聞を送り出すそうだ。全部到着すれば、かなりの部数が無駄になるが、「毎朝早朝に届く」のが朝刊の使命と心得て、結構頑張っている。

でも、一番頑張って欲しいのは、記事そのものである。必死でかき集めて、必死で裏を取った記事を、驚きを持って読みたいのだ。

昨晩のニュース番組でやっていた記事を後追いするだけなら、ネットで十分だ。

かろうじて新聞に目を通すのは、そこに載っているのが詳報だからだ。

いや、それも、「大本営発表の垂れ流し」なら、購読料を支払う意義は無いか。

かつては、朝日は赤、読売は体制寄り、毎日は中道、など、各社カラーがあり、この色分けすら、人それぞれの見解があった。

でも今の若者は、自分なりの見解どころか、各社のカラーなど、全く知らない。それは、新聞に興味が無いからだ。

まあ、「それでいい」と新聞側が豪語するのなら、勝手に落ちていけばいいのだが。

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