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May 02, 2015

AIIBから日米はのけ者

主要国が雪崩を打って参加する形で、アジアインフラ投資銀行(AIIB)は、57カ国の創設時メンバーで発足した。これは、アジア開発銀行(ADB)での発言権を希望しながら、日米の壁とADBの官僚主義によりその希望を事実上絶たれていた中国が、「ならば」とばかりに自前で立ち上げた開発銀行である。

ADBの歴代総裁を独占する日本と、世界の盟主を自認するアメリカが容認できるはずも無く、不参加を決め込むとともに、欧米をはじめとする諸外国に参加しないように働きかけていたが、英国の参加表明をきっかけに雪崩を打って参加に名乗りを上げる国が続出。一気に、57カ国が創立メンバーとなってしまった。

これは、「世界の盟主」アメリカにとっては、驚天動地の大事件だったろう。
まあ、アメリカは、

「なんだ、最後までついてくるのは、結局、日本だけじゃん」

ということで、アメリカから見て、日本の株が上がった事だけは、間違いないだろう。

それにしても、際だったのは、欧州の先進諸国の身勝手さだろう。
普段は、「世界秩序」だの「欧州基準」だの、偉そうなことを言っておきながら、いざとなったら、大国の巨額マネー・マーケット欲しさに、しっぽを振る連中だと言うことだ。

つまり、中国を敵に回さないためには、斜陽となったアメリカの味方につくよりも、AIIBに参加した方が得策、と言う決断なのだろう。
それはそれで冷徹ながら、あながち、「間違い」とは言い切れないだろう。
ただ、「アメリカの仲間」ではいられなくなった、と言うことでもある。

さて、日本にとってこの決断は、吉か凶か、であるが、まだ、結論が出ていないと思う。

アメリカにとっては、今回限りだが、「唯一の仲間」である。ここは、早々にTPPをまとめ上げて、環太平洋経済圏を確立する一手だろう。それにより、衰えだした覇権を取り戻すしか無い。
そこで、しぶしぶ、日本の要求をのまざるを得ない状況も生まれてくるはずだ。

また、中国からしても、日本のAIIB参加は不可欠なのだから、AIIBの創立時メンバーでは無いにしても、早々に参加して欲しい限りだろう。

だって、ついこの前まで世界二位だった経済大国で有り、平和国家としては、東南アジア・中東から絶大な信頼を得ている日本を欠いては、AIIBの効力に疑問を抱かれても、致し方ないところだろう。

なんと言っても、中国自体は、世界から信用されていないのだから。
あんな危なっかしい大国、信用する方がおかしい。

で、その信用を増すためには、日本の参加が不可欠、と言うことになる。
だから、日米が緊密さを増さないよう、対日本では、雪解けムードを演出しだしているのだろう。

日本としては、今回は、「待ち」でいいと思う。識者の中には、アメリカが尖兵として日本を送り込み、AIIBを「世界基準」へ誘導させると言う見方も出てきている。

まずは、TPPを日本有利な形で仕上げることだろう。絶好のチャンスなのだから。その後、ゆっくりと、AIIBの今後を見守ればいい。

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