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June 13, 2015

安保一括法案で大混乱

国会が紛糾している。安部安保法案が一括審議されているが、戦後の一大変革とも言える重要法案なので、ある意味、当たり前かもしれない。

なんと言っても、今までの憲法解釈を無視して、戦争が出来る国に変えようという法案なのだから、どれだけ慎重に審議しても「慎重すぎる」と言うことはありえない。

だが、その混乱の元には、国民側の誤解があると思う。再掲になるが、書いておこう。

それは、「憲法9条があったから、日本は70年間平和だった」という誤解である。

アメリカの核の傘、も、少しニュアンスが異なると思う。

戦後70年の平和があったのは、「アメリカ軍が怖かったから」に尽きると思う。

大体が、どこの国が、攻め込む際に、戦争を仕掛けようとしている国の憲法の内容を調べるというのか?
ありえない。

憲法9条がもたらしたのは、周辺国の安心と、日本発の戦争があり得ないと言う点に尽きる。戦争は当事国それぞれの、あるいは、どちらかの一方的な事情で起きる。そういう意味で、日本発の戦争があり得ないのだから、これは、意味がある条文だと思う。しかし、周辺国が攻め込む際の抑止力にはならないのだ。

中国軍の躍進、アメリカ軍の衰退など、周辺情勢は、日々刻々変化している。そして今、軍費を使いすぎて、その負担に耐えきれなくなったアメリカが、かつての「ライジングサン」の脅威を忘れ、日本に応分の負担を求めだしている。100%アメリカ軍が守るのではなく、日本もそれなりの防衛をして欲しいと言うところだろう。

そんな情勢にあって、自衛のための軍備増強は、避けられないようだ。

いったい、世界中どこの国に、必要時に自由に出動させられない軍隊があるというのか。おそらく、それは、日本だけだろう。

憲法9条の理念はすばらしい。出来ることなら、世界中の国の憲法に取り入れて欲しいほど、理想的な条文だ。

だが、悲しいほどに理想だけの条文である。
現実離れしていると言える。

安倍政権が推し進めようとしているのは、周辺情勢の変化(悪化)に伴った、必要欠くべからざる変革に過ぎない。ある意味、必然である。

「憲法9条があったから平和だった」の類いは、太平の世の世迷い言なのである。

ただ、一番問題としないといけないのは、

「安倍総理なんか、信用できない」

と言う一点である。
これから先の総理も、安倍総理ほどではないが、信頼する気にはならない。

問題の根底には、このような深刻な政治不信があるのだと思う。

だから、国民が国会議員にさせるべきは、軍備削減などではなく、有名無実化されようとしているシビリアンコントロールなどの暴走抑止のしくみの構築であろう。

日本は、既に狙われている国なのだ、と自覚して、あの危うい総理の言動を注視していこう。

攻め込まれるのも、攻め込むのも、真っ平御免である。
戦争は、起きて欲しくない。

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