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NEWS ZERO

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June 30, 2016

日本国憲法

最近、参院選の真っ最中だからか、選挙後、2/3が確保でき次第、憲法改正に着手しかねない状況だからか、憲法に関する話題が見聞きする。

日本国憲法は、前文と103条の条文からなるのは、よく知られているが、前文のさらに前に、短い記述があるのは、意外に知られていない。
それは、こんな感じ。

朕は、日本国民の総意に基いて、新日本建設の礎が、定まるに至つたことを、深くよろこび、枢密顧問の諮詢及び帝国憲法第七十三条による帝国議会の議決を経た帝国憲法の改正を裁可し、ここにこれを公布せしめる。

御名御璽
昭和二十一年十一月三日

内閣総理大臣兼
外務大臣 吉田茂
国務大臣 男爵 幣原喜重郎
以下略

日本国憲法

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、……
出典

つまり、日本国憲法は、帝国議会の議決を経て、大日本帝国憲法第73条の改正条項を使って、全面改定された改正憲法なのである。

で、その73条がこれ。

大日本帝国憲法

第73条将来此ノ憲法ノ条項ヲ改正スルノ必要アルトキハ勅命ヲ以テ議案ヲ帝国議会ノ議ニ付スヘシ
2 此ノ場合ニ於テ両議院ハ各々其ノ総員三分ノニ以上出席スルニ非サレハ議事ヲ開クコトヲ得ス出席議員三分ノ二以上ノ多数ヲ得ルニ非サレハ改正ノ議決ヲ為スコトヲ得ス
出典

どうでもいい違いのようだが、意外とそうでは無い。

まず、大日本帝国憲法は無効になっていないということである。天皇の統帥権など、新憲法で明確に変更された条文はいいのだが、細かい政令・省令などは、大日本帝国憲法が無効になっていないために、現在も効力を有するとされている規定がある。

よく知られているのが、皇紀である。日本の方が西暦を使う国々よりも歴史が古いことを言いたくてでっち上げた眉唾物の皇室の記録を元に作られた年号である。そのため、初期の天皇は、200歳を超えていたりするが、それはいい。言えるのは、西暦+660年の年号が過去に存在し、今なお、無効になっていないということだけが重要である。

ちなみに、皇紀2600年(西暦1940年)に制式採用されたから、それにちなんで「零戦」なのである。

それはさておき、この皇紀が、近年、政治の表舞台に再登場する事態となった。元号法である。この法律が成立したことにより、それ以降、国の正式文書から、西暦というものが、一切合切消え去った。

閏年は、西暦を元に計算するのだから、これ以降、日本は、法の規定上、閏年を計算できないことになってしまう。

だが、現実には問題が無い。

明治三十一年勅令で、「紀元年数(皇紀)ヨリ六百六十ヲ減シテ」(wiki)、つまり、皇紀より660引いた数字を元に算定すると規定されていて、その規定が、大日本帝国憲法が無効にならなかったために、現在も、閏年が計算できている。

このように、国政の奥では、大きな違いがあるのが、大日本帝国憲法の全面改正なのだ。

ちなみに、冒頭の「御名御璽」とは、天皇陛下の署名と印のこと。B5用紙いっぱいくらいの大きさの正方形のでっかい印を押し、毛筆で天皇ご自身の署名がされる。ちなみに、今上天皇ならば、「明仁」と書かれる。

実際に見たことは無いが、写真は見た。
地元の先生様が大臣になった時に、喜色満面で披露している写真を見たのだ。
それはそれは、でっかい印だった。
まあ、実物を目にすることは、おそらく無いだろう。叙勲の可能性も無いしね。

June 28, 2016

参院選2016~政治不信~

本当に、「政治不信」なのか?

近年、政治家のカネがらみの不祥事が続いている。一つのスキャンダルが収まると、機を図ったように、次のスキャンダルがニュースとなる。今は参院選中だから、この手の報道は自粛しているだろうが、選挙が終われば、また、新聞、週刊誌の紙面の穴埋めのごとく、新しい政治とカネの報道が見られることだろう。

しかし、国民は、本当に、政治家のカネに怒ったり、失望しているのだろうか。

かつては、政治家は、やりたい放題で、よほどのポカをしない限り、捕まることは無かった。しかし、昨今は、法の縛りもきつくなり、収支報告書の修正申告という手ぬるいペナルティとはいえ、逃れにくくなっている。

余程の政治無知でない限り、「昔と同じ」と思っている国民は、いないのではないか。
それに、「裏切られた」と怒るほど、政治家に期待していないから、裏切られたりしないのだ。

なのに、現在の「政治不信」は、どこから来ているのか?
それは、「深刻な官僚不信」なのではないか。

戦後の急速な復興と高度経済成長を成し遂げた要因の一つに、優秀な官僚の不眠不休の努力があるというのは、よく知られた事実だろう。その頃は、
「動きは遅いが、我々のためになるべく、公平な立場から日夜努力している」
みたいに考えていた人も多かったと思うが、今、そんな脳天気な崇拝の念を抱いている国民は、ほとんどいないはずだ。

むしろ、「自分達の省庁の予算確保と、自分達の立場の安寧しか興味の無い日本のがん細胞」といった極端な否定の念を抱いていかねない。

この見解が的を射ているかどうかはさておき、多くの国民が、このベクトルの官僚への不信感を抱いているのは、間違いの無いところだろう。
個人差があるのは、(ベクトルで言えば)スカラー値の大小の差だけだろう。

選挙に行かない人の言い分に、
「誰がなっても一緒」
「結局変わらない」
というものがあるが、官僚政治に向けた感想と考えれば、まさに正鵠を得ている様に思える。

結局、「政治不信」ではなく、「官僚不信」なのだ。
これを何とかしないと、日本は変わらないのだ。

しかし、事実上、我々国民は、首にすべき官僚がいても、排除する仕組みを持っていない。
法律は、実際には、官僚の指揮の下、国家公務員が作成するのだから、自分たちの不利益になる法律など、作る訳がないのだ。

舛添都知事の件だって、自分たちに逆らってばかりいる都知事を、官僚と都の職員の上層部がつるんで追い出した、と考えれば、得心のいく人もいるのでは?

June 21, 2016

都知事選に注目

都知事選は、ほぼ唯一の、直接選挙による疑似「元首を選ぶ選挙」であることは、ご存じだろうか?

東京都は、下記の特徴を持つ。

1.国の支配をあまり受けない

東京都は裕福で黒字のため、地方交付金を受けていない。なので、国から間接的な支配を受けずに済み、行政措置の自由度が高い。
もともと、都道府県知事は、絶大な権限を持っているのだが、国の意向に逆らうと、地方交付金を減らされてしまうため、事実上、ほとんどの知事は、国の意向に逆らえないのだ。貧乏県がなんとか知事の一存でやれる事業は、それほど多くないので、それを皮肉って、「3割自治」などと言われている。

2.首都

東京都は、日本の首都であるため、東京都の政策は、国の施設にも、有形無形の様々な形で、直接影響を与える。先のディーゼル車の排ガス規制は、地方の一団体の管轄地域への乗り入れ規制に過ぎなかったが、その地域が首都である東京都であるため、影響が甚大で、結果として、その効果は、間接的に全国に及んだ。

3.巨大な税制規模

なんと北欧の一国の予算に匹敵するのが、東京都の予算である。その巨大な予算を、絶大な権限を持つ一人の代表者が、好きに出来るのだ。固定的に消費されるが故に、知事がいじれない予算もあるが、残りは、都知事の好きに出来る。これは、世界有数の独裁者とも言える。

4.直接選挙

にもかかわらず、都道府県知事故に、東京都民による直接選挙で選ばれる。
ということは、自由に出来る予算で言えば、北欧では無く、EUの国の国家元首にも匹敵する巨大な権限を持つ独裁者を選ぶ選挙が、まもなく行われようとしているのだ。

USAの大統領は、その巨大な権限から「期間限定の独裁者」と言われるが、東京都知事もそれに近い。違うのは、好きに出来る予算と、力の及ぶ範囲であろう。

都知事は、国家間の交渉や紛争解決などは、権限外だからだ。

USA大統領は、それ性質故に、長い期間をかけて、慎重に選ばれる。だが、都知事は、月数では無く、わずかな日数だけで選ばれてしまう。

東京都民は、その独裁者を選ぶ権限を持たされている事を自覚しているのだろうか?

日本の首相は、国会議員による間接選挙で選ばれる。だから、USAのように、直接選挙を行うべきだという意見がある。
しかし、東京都民は、擬似的とはいえ、既に、それに近い権限を与えられているのだから、しっかりと候補者の人物を見極め、しっかりとした選択をして欲しい。

まさか、棄権なんてしないよね?
都知事選の投票率が80%超えたら、日本の政治は、変わるぜぇ。

ま、都民にその自覚は皆無だろうから、50%未満だな、たぶん。
官僚あがりか、そのコントロール下にある人物か、都の職員が自由に操れる有名人か。……そんなとこでしょ、きっと。

ね。東京都民の諸君。

June 15, 2016

舛添東京都知事が辞任へ

正気か?都議会議員。

元都知事の四男の描いた絵をん千万で購入した際に、
「余人をもって代えがたい」
とかいう強弁を受け入れておいて、犯罪を何も犯していない、都政に何の問題も引き起こしていない都知事を、寄ってたかって辞任に追い込むとは……

公用車のことが取りざたされていたが、青島元都知事が、夜中に公舎のすぐ前で営業していたおでんの屋台にこっそり食べに行ったところ、警備担当者から大目玉を食らったらしい。このように、一瞬たりとも警備の空白時間を作ってはいけないというのが都知事の立場なのである。

それを、私用だからと言って、電車に乗られたり、自分で運転されたりしたら、警備などしようがない。それを分かって非難しているのか?平和に暮らしていて、テロの危険など、かけらも感じたことのない、能天気な批判者達よ。
都知事をテロリストに殺されるくらいなら、私用の東京ドーム観戦に公用車で行かれた方が、どれだけいいかわからないのだ。

訳も分からず批判している都民に問いたい。違法行為と、好ましくない行為をちゃんと区別して批判しているのか?ごっちゃになっていないか?

かくして、次の都知事が再選されなかった場合、リオ・東京と2大会続けて、着任して間もない「素人同然」都知事が先頭に立つことになる。
これで満足か?都議会?

まあ、本当に満足なのは、やっと官僚の手に都政を取り戻せそうな役人たちなのだろうが。

あほらしすぎるので、舛添問題は、これでおしまい。

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