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NEWS ZERO

  • NEWS ZERO

December 08, 2010

学習到達度調査で、日本大健闘

2009年の調査で、日本が順位を上げた様だ。

しかし、1位を独占したのが、上海、つまり、中国だった。

10位までにランクインした国名を見ると、ちょっと違和感が湧くのは、私だけだろうか。G8の国は、日本とカナダだけしか、ランクインしていないのだ。G20まで広げて、ようやくいくつか該当する程度。いわゆる「先進国」は、2国だけなのだ。

非G8国で目立つのは、人口の少ない小国が目立つ。また、貿易や人材派遣などで、積極的に海外進出している国が多い。これは、何を表しているのか。

それは、国民の知能レベルが、唯一国際的に競争力を持っている国々と言うことになる。

英語圏であることを生かして、積極的に知能労働者を生み出している国。先端産業に特化して、ハイテク産業で国を成り立たせている国。

どっちにしても、教育に力を入れるしか、国際的に太刀打ちできない国ばかりである。

GNP上位国で、人口もそこそこ多く、しかも、ベスト10入りしているのは、やはり、日本とカナダしかない。

つまり、普通に稼げる国と、教育に力を入れるしか稼げない国、その争いだったように思う。

言い換えれば、「普通の国」の間では、日本とカナダが、首位争いを繰り広げている、と言うことになる。

もちろん、近年、日本の若者の教育レベルが低下しているのは、間違いのない事実だ。このランキングをきっかけにして、教育レベルを向上させるのには、異論がない。

しかし、注意しなければいけないのは、このテストは、国民の優秀さを正確に表してはいない、と言うことである。
やはり、教育というのは、昔から言われているように、全人教育であるべきだ。つまり、総合的に人格を向上させるための教育であるべきで、その方針で進めていくべきだ。

ランキングに、一喜一憂すべきではない。

なお、総合1位は、上海、つまり、中国が独占した訳だが、これは、皆さんご存じのように、選抜チームの努力の成果だろう。日本などは、完全に無作為抽選したようだが、たとえば、ラサールの中だけで無作為抽選すれば、どういう結果が出るのか、火を見るよりも明らかだろう。

中国奥地まで含んだ完全無作為抽選したら、おそらく、20位まででも怪しいくらいだろう。

つまり、日本は、結構いい線行っていると思う。

ニュース

August 06, 2005

霊魂は存在するか?

別に、そっち系の内容ではない。

結論から言おう。
この件に関し、コメントしている科学者は、科学者たる資格を自ら、放棄している人が圧倒的多数である。

以下、その理由を述べる。

科学とは、自然界の森羅万象を観察し、その一部に着目して、そこから仮説を導き出し、観察・実験・推論などにより考察し、結論を得ていく学問だと思っている。

そういう意味で、「霊魂は存在しない」という仮説を立てることは、科学的に見て、何ら問題はない。
残念なのは、その点について、何ら実験もせず、推論もせず、観察もせず、即、「あり得ない」という結論に至ってしまう点である。

その精神構造に置いては、地動説を唱えたガリレオを弾圧したカトリック教会の精神構造と、何ら変わることがない。

たとえば、地球物理学者に、「エイズ問題に関する専門的な見解」を求めたら、「専門外なので分からない」と、即答することだろう。

でも、心霊現象は、なぜか、即答するのである。
これが、「科学者」の有り様だろうか?

この点に置いて、唯一、科学者に近いのが、早稲田の大槻教授である。
(リンクOKとも、不可とも書かれていないので、載せました)

教授は、「霊魂は存在しない」という仮説(以下、大槻仮説とする)を立て、すばらしいのは、それにとどまらず、自らの手で、それを、実験によって、確かめようとしている点である。
これは、正しいと思う。

真実は、常に一つである。
故に、肯定・否定どちらの立場から始めようが、予見を交えず、現象に素直に耳を傾けている限り、必ず、同じ場所にたどり着く。

ただ一点。
いまだ、大槻仮説に過ぎないのに、断定しておられる点が、残念である。

火の玉は、プラズマによって、そのほとんどを再現しうることを、科学的に証明した。
これは、一定の評価をしうると思う。
ただ、「全ての火の玉が、プラズマ由来である」という証明は、されていない。

プラズマ由来の火の玉もあれば、霊魂由来の火の玉もあるかもしれない。
この点については、何ら実証されてはいない。

にもかかわらず、断定されてしまっていることが、残念でならない。

プラズマで再現できた以上、「火の玉は、プラズマによる現象である」という大槻仮説を立てることは、全く正しい思考経路であると思う。
ただ、「結論」ではない。

それでも、地球は動く

と、言われたとき、それでもまだ、現段階で断定されますか?
科学者の皆さん。